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最高益とはいえ、ボラティリティの上昇に伴うトレーディング増益と一過性の引当金の戻入の嵩上げがあるので、見た目ほどポジティブではないと思います。

同日発表されたシティグループの決算は、トレーディングと与信費用の戻入の支えはありつつも個人業務が不調で減益。

これまでの急上昇の反動もあり、威勢の良いヘッドラインの割に今日の米銀株はふるわず、軒並み市場平均を上回る下落で引けました。特に、リテールの多いシティ株は前日比6.9%の大幅下落。ちょっと市場の事前の期待は大きすぎ、コロナ不況はやはりまだ楽観視できないという印象です。
通常、銀行にとってトレーディング収益は水物とみなされることもある。ただ、米新政権の動向などの国際政治の不確実性やコロナの沈静化にまだ時間がかかることを考えるとマーケットは不安定な紆余曲折が続くのでトレーディング収益を確保しやすい地合いでもある。
因みに米国の不安定さはイアンブレマーがトップ10リスクの内、今年一番高いリスクとしてあげている。
投資銀部門は前年同期比17%UP。リテールは8%マイナスでした。一般庶民の暮らしは依然として厳しい状況がつづいているようです。富裕層を対象にした資産管理部門は10%増です。
トレーディング収益の急回復による米銀業績の回復は、第3四半期(7~9月)からのトレンド。
前回決算発表時に足元での好調継続が分かっていたので、想定の範囲内。
マーケットの状況考えれば最高益もさもありなんです。しかし、リテール中心の銀行はまだまだ厳しい収益状況です。史上最高益と来れば、次は配当増加、自社株買いなどの資本政策への期待が高まります。ただ、その前にメインストリートのコロナ禍克服が必要であり、やはりカギはワクチンです。ワクチンの普及で企業の資本政策も変わると期待出来ますね。
JPモルガン・チェースの2020年10-12月(第4四半期)は過去最高益を記録しています
おー、素晴らしいですね。
世の中が二極化している気がする…