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精密小型モータ、車載用製品、家電・商業・産業用製品、電子・光学部品等の製造・販売を行う。特にブラシレスDCモータやHDD用スピンドルモータ等、多数製品で世界シェア首位を有する。
業種
モーター
時価総額
3.71 兆円
業績
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電子部品大手。コンデンサ、通信モジュールが主力で小型電子部品は世界トップクラス。通信用を中心にPCや車載用も手がける。
時価総額
5.75 兆円
業績
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素材から部品・デバイス、機器、サービスやネットワーク事業まで、多岐にわたる事業を展開。ファインセラミック技術がベース。情報通信、自動車、環境・エネルギー、医療・ヘルスケアが重点市場。
時価総額
3.04 兆円
業績
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https://newspicks.com/news/6101730
幾度となく修羅場を潜り抜けてきた企業経営者が放つ怒涛の金言攻勢により、「ご利益満載感」を醸しつつも...読み終えて3歩も歩けば、「はて、記事内容の何が役立つんだったけ?」となってしまう、いわば湯を出ると体が冷えてしまう「金言の湯」問題。
その一因は、「再現性」や「普遍性」がない点です。
そこで、過去の事例、他社の事例、ファイナンスの要素をふんだんに盛り込み、他業界の方々が読んでいただいても「身に覚えがある」インタビュー記事を目指したいと思います。
その第一弾として、「優良のさらに上を行く」企業から、学べる普遍性について今日明日、記事配信します。第一回は、NPで何度かご登場いただいている村田製作所。従来とは、また違う角度から切り込みました。
「変種変量生産」への言及が興味深い。カスタマイズで顧客に刺さる、付加価値が高いのに、利益率が相対的に低い(それでも10%前後でているわけだが)。個人的に重要なのは、それを認識していること、だと思う。
認識しているけど、やる。それはそこが先端領域である場合が多く、そこで先端動向に食い込み、自社技術を磨く。そしてそこで利益を出しながら時間を投資しているから、マスカスタマイゼーションの知見・方法論につなげられて、先端で競争し続けられる。そこが新商品比率40%という部分にもつながっていると思う、新商品は実験的な部分も多く、短期では損失や低利益率になりうるが、拡大するときに回収していく。それが一定の失敗もありつつ、ミルフィーユ的に重なることが重要。
認識をして資源配分ができていないと、受注することありきになったり、利益を取るところと将来のための投資とするところのバランスが取れなくなる。ROICへの言及もあるが、村田含めて投資が上手な企業は、こういうPLだけではない財務的な指標はもちろん、時間や定性的な意義とその配分含めて、規律ある経営を持続的にできている。それが持続的な高収益につながり、投資し続けられるから、もっと強くなっていく。
ちなみに経営の国際的な論文で業績と言えばROAが8割くらいです。ROSももちろん大切ですが、バランスシートを考えることも重要です。
自らに厳しい。優れた結果を出しつつも常に反省。
エクセレントカンパニーに共通している強みですね。
もちろん、主張が理に叶ってることが大前提ではあるのだが、そもそもそのモメンタムを持たないと始まらないので。
村田製作所は「つくる」のみならず、「届ける」分野も先進的。私の記憶が確かならば、日本の製造業で最も早いタイミングでマーケティング・オートメーションに取り組み、高度なキャンペーン設計を実現していた。
マーケティングを担当する方々と何度かお話したが、顧客起点思考が「つくる」のみならず、「届ける」にも徹底されており、FORCAS(弊社マーケティング製品)がグローバル企業データ対応した際には、一番に提案させていただきたいと思っている、とてもリスペクトしている企業。
JAXAでも良くある話だと思っていますが,一般的に無理だと言われている事をいろんな分野の技術者が協力しあって限界突破させる技術者達を見ていると日本の製造業はまだ死んでないなと思います.特に,いろんな分野の技術者が知恵を出し合って良いものを作り上げるのは日本らしくて良いなと思います.
先日、同社の岩坪専務と対談しましたが、技術で勝ち経営で勝つ同社の強さを改めて感じたところです。創業家から中島社長に変わっても経営の軸がぶれず、常に他社の一歩先を歩み続ける技術革新文化は凄まじいものがあります。
それにしても「マスカタマイゼーション」は初めて聞きました。そんなことが出来るところに強さの秘訣を感じます。