【動画あり】“成熟産業”の変圧器で売り上げ10倍に!見学が絶えない東京・羽村の中小企業
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注目のコメント
素直で正直な社長さんですね。
何が分からないかが分からない、そういうことって、なかなか口に出せないものです。
13年前は社長一人でトイレ掃除したりして、経営改革に取り組んでいた訳ですが、社員がそれを見て自分たちも頑張ろうというふうに動いてくれたのも、社長の人柄のように思えます。
図面をデジタル化するのも社員が率先して動いたというのも、いいエピソードですね。
社長の考えを社員が理解し、経営計画も自分たちで練り上げていくというのは、そう簡単に実現できる話ではありません。
社長が外に出て、教えを乞い、そして教えて欲しい会社にはオープンに経営計画までみせるのですから。
整理整頓された現場は勿論ですが、社員の元気な挨拶も自然になされているという空気は、動画から伝わってきます。
変圧器は成熟した製品で値段勝負のところがあって、コストダウンは、購入部材の値下げや、労務費を削減するようなことになるものですが、一品一様の受注生産で、デジタル化というコストアップになることをやりながら、競争力を上げて、売上を10倍にしています。
SIに丸投げして効率化をしようとするデジタル化ではなく、社員が何のためにデジタル化するのかを自ら考えて、失敗も許容しながらも、できることを積み重ねてきているデザイン化なので、身についていますね。
経営者がデジタル化で失敗するのは、大抵丸投げで、直ぐに成果を求めることに尽きます。自分でできないからと言って、丸投げするのではなくて、自分でやらなければ成果は小さいし、一時的なもので終わってしまいます。社員にやらされ感が漂っている会社は、そもそも経営者がダメなんですね。