中国EV「バイトン」、フォックスコンと提携 新興自動車競争で生き残りを目指す
36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
2Picks
コメント
注目のコメント
バイトンはドイツ出身のダニエル・キチャート氏らが2016年に創業した会社です。
また、キチャート氏はドイツのBMWと中国の華晨汽車の合弁会社の高級副総裁や、日本の日産の高級車ブランドであるインフィニティの中国法人の総経理などを歴任した「中国通」の人材です。
バイトンの最初のモデルである「M-Byte」は、ダッシュボードに48インチの大型ディスプレーを搭載するなど大胆かつ完成度の高いデザインで注目を浴びておりましたが、2020年7月には資金繰りに失敗し、中国本土での事業を7月1日から一時的に停止すると従業員に通達し、一部の従業員以外に自宅待機を求めた事件がありました。
バイトンは86億元(約1300億円)の負債を抱え、すでに北京と上海のオフィスを閉鎖、北米とドイツのオフィスは破産を申請、南京本社も事業を停止し、全従業員数を約1500人から約100人まで激減させていました。