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生命線の蓄電池 「リチウムの次」先陣争い

日本経済新聞
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  • RIETI Consulting Fellow

    資源制約からの脱リチウム電池じゃないのよね(汗;
    コストは安くなっても、性能面で物理限界が近いのです。
    したがって、全固体とか二価とかいろんなアイデアがあり、電池以外のエネルギー貯蔵、塩熱、圧縮空気、フライホイールなど様々なものが試されています。
    ただし、リチウム電池も原理が見つかってから、製品になるのに10年以上、弱電からクルマに乗るのに実質20年以上。そんなに簡単ではないのよねぇ。2007年から開発加速を支援しましたけどね。


注目のコメント

  • バッテリー スペシャリスト

    タイトル通りに記事を読むと、リチウムイオン電池(LiB)が電気を貯めるデバイスとしては現在は主流だが、課題もあるのでその次も見ておきましょうという流れで幾つかのベンチャーが紹介されてます。

    先ずはAmazonも出資した元テスラCTOが設立したレッドウッド・マテリアルズ。ここはLiBのリサイクルを手掛けおり、ネバダのギガファクトリー即ちパナソニックも顧客に名を連ねてます。どこまでの収量なのかは分かりませんが、海水からリチウムを抽出することも検討されてますので、チリが産油国のようになることはまずありません。

    次にリチウム以外の物質でナトリウムイオン電池が検討されています。理科大の駒場先生が有名ですが、イオンの大きいナトリウムをLiBと同じように出し入れして充放電させるインターカレーション方式は苦労しているようです。

    そしてマルタは塩化ナトリウムの溶融塩で熱(源)として長期間エネルギーを保存する電池を作っています。ヒートポンプで800℃まであげるので、日本ガイシのNaSよりも高温を必要とします。再エネではなく原発との組合せで溶融塩電池は検討されてもいるようです。水素ではないエネルギーの長期保存ですが、電力を取り出すには補機に相当するキャパシタやLiBがどちらにしても必要でしょう。

    で、最後になぜかカリウムやカルシウムに言及してます。これらは生体内の電荷キャリアですね。カリウムは一価ですが、カルシウムのように多価イオン電池も開発されてますが、まだ研究段階でベンチャーの存在は聞きません。

    ちょっと読みにくい記事ですが、長期のエネルギー保存にLiBが向いているかというと、経済合理性に合わない高コストのため別手段が必要で、水素も大変ですよということのようです。

    大量の電力を貯めるのにLiBが向いているかどうかは、テスラのPower PackやMega Packが試金石になるでしょう。LG化学など韓国勢の大規模蓄電池は燃えまくっていて、対抗馬は実はGSユアサなど国内メーカーだと思うのですが、海外には積極的に展開してません。NECも撤退してしまいましたし。

    他にもエネルギーを貯める手段は圧縮空気など幾つも有ります。電気を貯めてすぐ使えるという点では二次電池はLiBとして最も普及しましたが、何でもかんでも電化すれば良いと思えず、特に熱はもう少し有効利用出来ると思います。


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