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過去の地球観測の情報からわかることはとても多い。
特に、気候変動や生態系の変化など影響が顕在化するのに時間がかかる現象の研究に有効だ。まだ解析されていないデータが大量に残っているらしい。何とか効率的にデジタルデータ化できると良いのだが。


話は変わるが、衛星でフィルム撮像を行っていたのは驚きだった。
「1960年8月、初めてコロナ衛星の打ち上げが成功し、昼間に8回ソビエトの上空を通過した。カメラが約9kg分のフィルムをすべて使い果たすと、衛星は高度100マイル(約161km)の上空でフィルム回収カプセルを放出した。
カプセルが大気圏に突入すると、パラシュートが開き、ハワイの北西で空軍の飛行機によって空中でキャッチされた。このフィルムが、軌道に達した衛星から回収された初めての写真となった。」
衛星と地上間の通信技術およびデジタル撮像技術が確立する前の時代にも衛星による地球観測は行われていた。その時代に画像の衛星からの取得をどうしていたのかなど考えたこともなかったが、まさか画像をフィルム撮影し、物理的に回収していたとは。空中で飛行機からパラシュートを捕まえるという回収方法も難しそうだ。そうまでしてでも入手しなくてはならない情報だったということだろう。
世界初の偵察衛星プログラムと言われるコロナ計画がこういうレガシーを残していたとは。ただ、撮像していたのはソ連上空が主なので世界中のデータが集まっているわけではない。アナログ画像なので処理も大変だし、今ほどの分解能もないが、それでも十分価値はある。
これは面白い。既にコロナ計画時の衛星写真(イミント)の機密は解除されているので、後は資料公開請求→デジタル化で、十数年分の衛星写真を見ることができるのか。これは歴史研究にとっても必要な資料で、時の大統領がどのような衛星写真情報に基づいて判断を下したのかを明らかにできる。この時期だとベトナム戦争や中東戦争を米国政府の中枢がどう見ていたのかとても興味深い。
 ちなみに「コロナ」はタイプライターのメーカー名で、本計画の立案者が計画書提出直前に作戦名を付け忘れていることに気が付いて、とりあえず手許のタイプライターの名前を取って「コロナ計画」になったとか。
1960年代の衛生写真から、当時の生態系がわかる。それをタイムラインで比較すると、環境変化が可視的にわかります。

それに気候データなどを組み合わせれば、気候変動の原因を見つけることができるかもしれません。人間は開発という名のもと、この半世紀で自然を相当破壊しているのでしょうね。
衛星画像を電波で伝送するリモートセンシングが当たり前の今からすると,フィルムに撮影していた時代にはどうしていたのか,初めて知ると驚くでしょうね.
精緻なデータの価値はもちろんあるが、時間軸が蓄積していることの価値もある。面白い!