「MBA不要論」に異議を唱える若者4人が設立の起業家支援ファンド
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どの国のどの組織にも一定数「MBA嫌い」は存在します。大体理由は同じで、現場感が無い、に集約されるのですが。確かにメインストリームのコンサル&外銀のアドバイザリー業界で2-3年働いてMBA進学を目指す様なタイプは現場感が無いのでしょう。実際、平均年齢を上回る留学生達に求められる役割はこの手のタイプにのアメリカ人に机上の空論を現場に落とし込む感覚を啓蒙することだと言われてます。ただ逆に一通り現場で修羅場を潜って来た学生にとっては、学んだ知識を自分の現場経験に当てはめることで深い学びを得られるはず。自分が従事して来た産業外のビジネスモデルを短期間で叩き込むことは発想の幅を広げるし、過去の失敗と成功を理論に沿って体系的に整理することはパフォーマンスの再現性を高めることに繋がると思います。MBAを活かせるか否かは結局個人次第。
注目のコメント
DXとAIで、単なる知識だけでは、差別化できなくなっている、また、優秀なMBAでも、コストカットはいいが、売上増は難しい。
多くの日本のMBAは、ストレートマスターが多く、かつ、修了ペーパーを課さない そうであれば、YouTubeかいい本があれば、おしまい。
全員社会人で中堅社員以上、いいゲストをよび、双方向の討論、そして、少人数ゼミで、修了ペーパー、それでこそ、考える力や表現力、人脈ができる。欧米のビジネススクールは知識の習得をはじめ、それを使って議論をする場で、疑似経営体験ができる機会ととらえています。年間500例くらいの企業経営を疑似経験しますので、そのような機会を得られにくい若い方(特に日本の)にとっては、有益な視座が得られます。
しかし、実際の企業で経営を行い、そこで得られた経験を積むことと比較すればストレス・フリーで、悠長なので、そのような経験を起業を通じて、いきなり類まれな経験を積んできたイーロン・マスク氏に言わせれば、意味がないのでしょう。
ビジネス・スクール(大学院)の学歴はそれ自体経営能力を保証するものではありませんが、大学等学歴(特に日本の)と経営能力との相関よりは、はるかに相関性の高いものだと思います。
結論として、イーロン・マスク氏のような経験を持っている方々にとって、MBAをとることは意味がないことは想像できますが、普通の人が経営について学ぶ手段としてはやはり優れていると思います。慶応義塾大学大学院経営管理研究科が1年制教育課程で実績を積んでMBAが取れる修士課程を日本で初めて開設し、MBAへの関心が高まって勤め先が私を米国留学に放り出した1978年ころも、いろんな雑誌や何かで「MBA不要論」が盛んに言われていましたよ。理屈ばかりで役に立たないというのが基本的な論点で、それはたぶん今と同じです。にもかかわず爾来40有余年、MBA課程が命脈を保ちMBAが跋扈する米国が勢いを保っていますから、それなりの意味はあるんじゃないのかな・・・ 我が身の能力を振り返ると、MBAは凄い、なんてとても言えないけれど f^^;