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今回もホットな中国テーマがさすが分かり易く纏っている

僭越ながら、「なぜ中国で今、生鮮ECなのか?」を少し
補足すると:

①ECにおける兆元単位の「ラストフロンティア」の1つ
 【単体での市場ポテンシャル】
・生鮮食品は世界最高のEC化率の中国における後発領域

②「高頻度/底堅い需要」を通じた「地方攻略の突破口」
 【トラフィックの撒き餌(フック)としての期待】
・特にコミュニティコマース中心に、従来のECと比較し
 下沉市场(地方)を対象にしており、利用率も高い
・そうした中で、生鮮から切り込んで集客を行う
・例えばコミュニティコマースの80%超のプレイヤーが
 生鮮を手掛けており、他カテゴリへの横展開を狙う
※ 決済の代理戦争がシェア自転車等であったように、
 地方DX化の代理戦争が生鮮食品であるとも見れるかも
※ 記事で中心に紹介された個宅配送モデルは都市比率が
 高いかもしれないが、生鮮=フックの動機は類似かと

③新型コロナによるブースト
 【トリガーイベント】
・一定期間、オンラインで生鮮食品を注文せざるを得ない
 状況下に置かれた
 (多くはコミュニティ内で協力し合う形で)

そのため、インターネット大手もこぞって、投資に加え
自社の「コア事業」として生鮮ECを位置付け、大量に
人材採用し事業立ち上げを図っています

(余談)
いくつかあるモデルの中で、コミュニティコマースは
なかなか良く出来ているように感じる
・コミュニティ単位での注文によりボリューム割引
・予約注文のため、在庫・廃棄ロスを削減
・コミュニティ内の集荷ポイントへの配送(あとは各自
 ピックアップ)による物流の効率化
・価格感度が高く、即時性を求めない地方消費者に対し
 滞留在庫を安価で翌日配送
→ (最後の点を除いて?)まさに生協(のDX化?)
 という印象。中国のDX化がレガシーな分野に浸透する
 につれ、「実は日本にもあった」みたいなことが他にも
 あるといいなと期待
中国は世界でもっともECの導入が早く利用率が高い国の一つですが、生鮮食品に関してはまだ圧倒的勝者が決まっていません。

広告枠の物量勝負と質の高いマーケティング戦略の両立によっていかに勝ち切るか、といった勝負がここから繰り広げられそうです。
今回のスタートアップチャイナは、中国の都市部の「ママ友」をしっかりと掴んだ、生鮮食品のダークホース的な企業を取り上げます。

中国の北京や上海などは、実は巨大な高層マンションがずらーっと5棟、10棟、15棟と並んでおり、ゲートによって囲まれている団地エリアに、多くの市民が住んでいます。これを「小区(シャオチュー)」と言います。

そこで暮らす団地ママたちを狙い撃ちにして、野菜、果物、肉などの生鮮食品ECで、アリババ、テンセントが支援するトップ企業を猛烈に追い上げている。そんな注目のユニコーン企業と、元エリート軍人というユニークな経歴をもつ創業者について紹介します。ご一読ください。

ウーバーイーツ型の出前代行をはじめ、中国では各種の宅配ビジネスが大流行しています。生理用品や避妊具の夜間緊急配送など日本では想像できないような領域までカバーされていますが、一方で巨大市場である生鮮食品のネット販売はまだ決定的なサービスが生まれていませんでした。

コロナによる外出自粛という“追い風”もあり、2020年に生鮮ECは急成長しますが、その中でアリババ系のフーマー、テンセント系の毎日優選に次ぐポジションを獲得したダークホースが、今回紹介する「叮咚買菜」です。

大手IT企業の後ろ盾がないなかで急成長が実現できたのは理由、それは「ママ友ネットワーク」という勝ち筋を見つけた点にありました。
この生鮮食品お届けアプリはマーケティングの観点で面白いですね。アプリのマーケだからといってデジタルに頼ることなく、卵いちパックでインストールさせ、その卵をあげた主婦を工作員のように団地に放つ。。

何年も前から「ラストワンマイル」という、コンビニから家までの消費者までのあと少しの距離をつなげるかが注目されています。そして、UberEatsや出前館のように、一見似ているけれど実は違う、ラストワンマイルの埋め方に工夫をこらしたサービスがしのぎを削っています。
団地の入口で食品を配ってアプリを入れてもらう、というベタな動きが中国的で面白い
これは団地に人が超密集して住んでるということと、人件費が低いことが一つの要因でしょうが、大きいのはネットだとアリババ、テンセントが有利だし、ネットでの獲得コストが高騰してるということでしょうね
どのくらいのCPAをかけて、LTVでプラスに持っていけるユニットエコノミクスが本当に成り立っているのかが一番興味があるところ
利用頻度が高い、データが取れるという触れ込みで過度な獲得競争に走った自転車シェアビジネスは結局瓦解してしまったように、経済性が成り立たないと結局は継続しませんので
ママ友ネットワークは確かにもっとも品質が確実で多岐に渡り広まりやすいコミュニティですね。
私の身の回りでも、子供の習い事や学習グッズ、日々の買い物トピックなど、常にママ友情報を取得して行動することが多いことに気がつきます。
多々あるアプリも何を選択すればいいかは、周囲のママ友が良いと判断したものから広まりますし、それを選択した方が失敗なく近道であったりしますからね。
生鮮食料品ですと、その品質が良いかどうか、疑いの目からどうしても入ってしまうので、対象のネットワークコミュニティを狙い、確実な品質だと証明できた事業が成功を先取りできるように思います。
鮮度をどのように維持しているのか、気になります。フーマフレッシュはデータをもとに仕入れや価格を変動(ダイナミックプライシング)させています。つまり食料廃棄ゼロを仕入れ段階からめざしている。

29分で届けるためには、エリア別に食材を仕入れ、その鮮度を保たなければなりません。データ活用と物流にどのようなシステムを構築したのか、知りたいですね。
良記事。
中国だとホット市場になればなるほど広告合戦になり、独自性のあるターゲティング、マーケティングが求められる。
ディンドン・マイツァイはママ友ネットワークを最大限活用するために “小区(団地)に営業マンを送り込んで、一人一人のママにチラシやクーポンを配りました。そしてママ向けの情報サイトに絞って、広告を展開しています。”だそうです。
叮咚買菜(ディンドン・マイツァイ、Dingdong Maicai)、覚えておきたい。
団地的な集合住宅でのマーケ施策も興味深い。にしても現物バラマキでやってみてもらうというのは、Yahoo! BBのモデムバラマキを思い出すくらい…
この連載について
明日の中国のビジネスを作り上げるスタートアップの生情報を、現地で活躍する投資家たちにレポートしてもらう週刊連載。ジャーナリストの高口康太が、責任編集を務めます。