【革新】500円で子育てに「共助」を作り出す
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都市的な役割分担の関係性においてはお金はとても便利です。
ただ、物理的に近い関係ではいろんなお互い様が存在するため、お金で物事を頼む関係になってしまうとかえって関係性がギクシャクしてしまいがち。
長い関係性のなかでのお互い様を構築することは暮らしの安心感を醸成しますが、一方でしがらみ的な息苦しさや、関係性が壊れた時のストレスが大きいという面があります。
つまりお互い様は村社会的な束縛と表裏一体でもあります。
私たち団塊ジュニア世代はなるべく村社会的な束縛から離れてお金を稼ぐことで個の権利を獲得して社会的地位を安定させるように教育されてきましたが
未曾有の少子高齢化社会に昨今の感染症リスクも加わって、物理的に近い村社会的な関係性の再構築が求められているのではないかと感じます。
かつての村社会的な束縛よりは自由だけど、都会のマンションのように関係性が希薄なわけでもない地域性を上手くつくることができれば「子育てしたくなるまち」
ができるのではないかと思っています。
アズママの仕組みも前提となる「一定の信頼」を構築する場があることが必要でしょうから
コミュニティ農園や空き家などの未活用地域資源を使って共同作業や共同事業に取り組みながら緩やかな関係性を広げられる場づくりがより重要になって来ると考えています。
注目のコメント
お嬢さんの言葉を聞いたとき、取材中でしたが少し目がうるっとしてしまいました。
長時間労働のしわ寄せは、最終的には子どもにいってしまう。それを象徴するエピソードに思えます。
自分の痛みも、相手の痛みも理解し、共に助け合う。綺麗事のように思えるかもしれませんが、こうした心がけで得られる力は、決して小さくない。
甲田さんのパワフルで明るい雰囲気に、そう感じさせられました。AsMamaを最初に取材させてもらったのは2014年頃…(記事残っていました:https://www.nikkei.com/article/DGKDASFE22045_S4A720C1TY5000/)。2019年に『なぜ共働きも専業もしんどいのか』という本を書くにあたって、CtoCが1つの解決策になる(が難しさもはらんでいる)…と言うことを書く際、子育て系のCtoCを今一度精査した結果(キッズラインは私としては当然除外して:参照https://newspicks.com/news/5277231)言及すると決めたのがAsMamaです。その時改めて甲田さんに連絡してお話をお伺いして、今回の記事にも出てくるお嬢さんの言葉「ママはいつも知らない人についていってはいけない、知らない人からもらったものを食べてはいけないと言うのに、どうしてママやパパが仕事のときは、私は知らない人と一緒にいるの」は本当に響きましたし、実際私も今シンガポールに在住ですが、一番助けてもらっているのはやはり子どもが友達同士に既になっているママ友などの近所のネットワークで、お菓子を持って行ったりしていますがワンコインお渡ししたいと思うことも多いです。
まず、顔見知り同士で助け合う、という点に徹底的にこだわりました。背景には、投資会社で働いていたときの経験があります。
当時、「人に頼ってはダメだ」という観念が強かったため、子どもを誰かに預けるときは、夜間保育やベビーシッターなど、外部のサービスを利用していました。
すると、3歳になって話せるようになってきた娘が、「ママはいつも知らない人についていってはいけない、知らない人からもらったものを食べてはいけないと言うのに、どうしてママやパパが仕事のときは、私は知らない人と一緒にいるの」と、聞いてきたのです。
これを聞いたら親としてはたまらないでしょう。
この苦労のみならず、幾多の困難を乗り越えてここまできた甲田さんにはただただ頭が下がります。
女性として母として社会で活躍することの難易度は男性に比べてまだまだ高いのが現実。男性が子育てと家事を等分にシェアできている家庭は極少数でしょう。本来ならかくあるべしですが、根付いた文化をすぐに変えることはできない。
このサービスがもっと普及することを望みます。