英競争当局、グーグルを調査 他社クッキーの無効化で
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サードパーティクッキーを制限するのはプライバシーの観点からは重要なことで、SafariやFirefoxは昔から徐々に制限を強めてきました。Googleはもちろん自社の広告ビジネスにとって不利になるのでサードパーティクッキーの制限はあまりしてきませんでしたが、ここに来て制限しようとするのはサードパーティクッキーが無くても広告収益を落とさない目処がついたからなんでしょう。それで競争を阻害してるんじゃないかと言われるのは、どっちに転んでもGoogleにとっては勝利かも。ウェブを利用するユーザー一人一人にとってはサードパーティクッキーは制限された方が良いと思いますが。
以下をちょっと読んだ限りだと、新しい方式に対応したくない広告事業者が文句言ってるだけでGoogleはむしろいくらでも調査してくださいって感じみたいでした。
https://techcrunch.com/2021/01/08/googles-plan-to-replace-tracking-cookies-goes-under-uk-antitrust-probe/関連ニュースで、 Google はサードパーティクッキーのない世界のことを主張しているが、本当にそう思っているか疑問。
例えば、Google Drive はサードパーティクッキーの許可が必須。利用できない環境ではファイルをダウンロードできないように勝手な制限がある。 Google は技術的な言い訳をするだろうが、今までサードパーティクッキー無しでできたのになぜ?クッキーのない世界と矛盾しない?
https://twitter.com/sodomak/status/1348221044318994432
サードパーティクッキーがいまだに存在している唯一の理由は Chrome の独占市場。他のブラウザは全部対策しているし、基本ユーザはサードパーティークッキーを嫌う。独占市場でなければすでに全滅しているものでしょう。プライバシー懸念も、新しい懸念ではなく、 RFC 6265 - HTTP State Management Mechanism (2011年) から問題視されているし、さらに前から多くのユーザはその懸念をあげていた。
なので、今のところ Google が出張しているプライバシーサンドボックスやクッキーのない世界は時間稼ぎの PR だと思う。