2027年問題によるSAPコンサルタントの将来性は？

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注目のコメント

• 佐藤 梢

  FreeConsultant.jp編集部 オウンドメディア コンテンツ制作担当

  ・2021年01月08日

  「SAPの2027年問題」とは、SAP ERP（ECC6.0）保守期限が2027年で終了するため、
  それ以降、
  ①SAPの新しいERPソフトウェア「SAP S/4HANA」に移行する
  ②SAP社ではない他社のERP導入に踏み切る
  実質、上記どちらかを選択しなければならない、という事案のことです。
  
  
  SAPそのものを少し解説させていただくと、
  SAPとは、SAP（エスエーピー）社が販売しているERP製品で、
  ERPとは「統合基幹業務システム」のこと。
  
  SAP製品は、会計や物流、販売、人事データなどを一元化するのに優れていてリアルタイムな経営分析ができるため、ERP製品の中で圧倒的なシェアを獲得しています。
  
  
  このSAPは入れればよいというものではなく、導入する際に企業ごとにカスタマイズが必要。
  そこで「SAPコンサルタント」というプロ達が登場し、効果的なSAP導入を進めるというわけです。
  
  
  そのSAP導入が2027年で一旦落ち着くため、
  それ以降、SAPコンサルタントとしての仕事は獲得できるのか？と言う懸念があるのですが、保守運用の観点から仕事は継続してあるだろうというのが私の周りで聞こえてくる論調です。