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阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

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写真とスケッチで振り返る阪神大震災 写真家と建築士が企画展 神戸

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神戸市中央区の東遊園地(2006年1月17日)=小林正典さん提供
神戸市中央区の東遊園地(2006年1月17日)=小林正典さん提供

 阪神大震災26年を前に8日、神戸市中央区元町通4のこうべまちづくり会館地下1階ギャラリーで、被災直後や復興の過程を写真とイラストで振り返る企画展「写真とスケッチ 災害の記憶 被災・くらし・復興の歩み」(NPO法人あんしんネットワーク関西主催)が始まった。写真家の小林正典さん(71)=大阪府豊中市=の写真と、1級建築士の曺弘利(チョホンリ)さん(67)=神戸市長田区=のイラストで構成される。12日まで。【高尾具成】

 小林さんは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の専属カメラマンとして1980年から20年間、世界各地の紛争や飢餓、貧困の現場などを取材。世界に難民支援の緊急性を訴えた功績から、94年に国連写真家賞を受賞している。阪神大震災では、当日から被災地入りして撮影。その後、神戸市の依頼により1年間、被災地を記録し続けた。また、2011年の東日本大震災も発生翌日から現場に入り、この9年間、記録を続けてい…

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