理系から金融職へ。やりがいある仕事に出会う方法
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注目のコメント
井上北斗さん。20代のころ一緒に楽しいことたくさんしました。
↓は間違いなく本音笑。世界金融危機前だったから。
> 「—— 就職先にゴールドマン・サックスの投資銀行部門を選んだ理由は?
すごくキラキラしている世界に見えたから、というのが本音です。
私が就職を考え始めた2000年代始めのころから、外資系投資銀行が就活でも人気になっていました。それもあって、友だちに就職相談をしたところ、「どうせなら、世界トップのゴールドマン・サックスに応募してみたら?」となりました。」JAXAの宇宙開発技術者からゴールドマン・サックス証券のM&Aアドバイザー、そして通信テクノロジーベンチャーの創業と売却を経て、エンジェル投資家へーーという凄い経歴の井上北斗さん。
学生にも転職者にも人気のM&Aアドバイザリーという仕事の中身について、そして現在のエンジェル投資家という仕事のやりがいや苦労について語ってくれました。
外資系投資銀行でのM&A業務は、チームワークのため、「苦手な人は早い段階で辞めていく」一方で、「残る社員は仕事を通じて人間力のようなソフトスキルがどんどん磨かれていく」。
エンジェル投資家としてスタートアップを俯瞰してみると、「学歴や職歴が綺麗な経営陣が揃っているベンチャーは山のようにあるのですが、それよりも重要なのは、泥臭いことをコツコツできるチームかどうか」ーー。いずれにしても重要なのはチーム力が鍵のよう。
個の時代、個の時代と叫ばれて久しいですが、その本質はそれぞれが確たる専門性を持った「強い個」が、別の専門性を持つ仲間をリスペクトし、チームに貢献することーーにあるのかもしれません。そして、どの仕事も土台は人間力だということが理解できる記事です。井上氏のキャリアエピソードに触れ、改めてこれからの世の中で輝く人のエッセンスに触れた気がしました。抽出すると、4つのエッセンスがあり、どれも初めて目にするようなものではないながらも、井上氏はそれを高いレベルで有しているのだろうと思います。
1、メタ認知力の高さ
2、自分自身の直感(ワクワク)への感度の高さ
3、行動力の強さ
4、人に対する意識の強さ
この中で一番大切なことは「2」であり、これが全ての要素のドライバーになっているのだと、思います。他人の尺度ではなく、自分の中の尺度、特にワクワクやドキドキといった「好奇心」を基軸に物事をみて、動いている点に刺激を受けました。
「好奇心」が世界をリードしていく、そんな時代にっていく確信と、そういった自分でもありたい、と鼓舞される記事でした。