南アフリカ変異種 専門家「ワクチンの効果に影響」

コメント

注目のコメント

• 山田 悠史

  マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

  ・2021年01月08日

  これは、南アフリカで見つかった変異ウイルスにおける、スパイクプロテインの変化が大きいことに基づいた仮説ですが、このことが臨床現場で証明されているわけではありません。
  
  ワクチンへの不安が大きい方にとっては、その不安を埋め、ワクチンを避ける理由の一つになってしまいそうなニュースですが、それを支持する程の理由はありません。
  
  また、そもそも効果が弱まる可能性があることを示唆しているのみであり、無効となると考えられているわけではありません。
  
  とても幸運なニュースとして、ちょうど今まさに行われているJ&Jの第３相試験が南アフリカの方を多く対象者としてリクルートしており、変異を持つウイルスの感染者が多数含まれています。この変異のワクチンへの影響がどの程度あるかを、比較的早期に知ることができそうです。
• 梅本 優香里

  アフリカビジネスパートナーズ

  ・2021年01月08日

  ちょうど一昨日、このニュースに絡んで南アの状況を書きました。中途半端な伝え方はしないでほしいなと思います。このテレビ朝日が参照？しているジョン・ベル教授の発言も引用しています。
  
  https://note.com/umemoto_abp/n/nf674113cf5b9
  
  ただ、上記でも記載しているように、南アでもワクチンを接種すると答えた人の割合が低めなんですよね。ちなみに日本も低いです。
• 岡村 聡

  S&S investments 代表取締役

  ・2021年01月08日

  感染爆発に直面している日本においてワクチンへの信頼を損なう報道する時は、まさに山田先生のコメントにあるような専門家へのレファレンスをメディアはきちんととって欲しい。無知蒙昧な言説にメディアが踊らされた日本のHPVワクチン忌避の二の舞は絶対に避けなければ