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https://fortune.com/2021/01/06/ceos-condemn-protests-trump-supporters-storm-capitol/
ホワイトハウスのスタッフは、トランプと顔を合わせると違法なことを命令される可能性があり、自分自身の身が危ないからという理由で、出勤しない、電話に出ないという人が続出、という話を複数のメディアで読みました。
ずっと味方だったペンスまでトランプは攻撃して離反させてしまい、ますます孤立が深まっています。
閣僚以下トランプ政権を支える主要メンバーの相次ぐ辞任、しんがりとしてホワイトハウスに残っているスタッフの顔ぶれ、大統領の孤立と権限を考え合わせると、けっしてファンタジーの話ではない。
昨秋わずか8日間しかなかった通常上院会期を延ばしひと月余りでバレット最高裁判事候補の身元審査から承認を走り切った上院での超速審議を考えると、できない日程ではあるまい。
ペンス副大統領による合衆国憲法修正第25条の発動、拒めば議会が弾劾も辞さないという声が民主・共和両党議員の間で挙がっている。1期を振り返ると、三権すべてを野党に引き渡したトランプ政治の破綻と、自らが促した蜂起の責任を問われる大統領自らの末路という、穏健な支持者すら目を剥くような現状。
“While it’s only 13 days left, any day can be a horror show for America,” Ms. Pelosi said, calling Mr. Trump’s actions on Wednesday a “seditious act.”(NYT)
①憲法修正25条:これはペンス副大統領と閣僚の過半数が同意することで、罷免の手続きが始まります。最終的には、議会の承認も必要です。
②議会による弾劾:これは、下院の過半数で訴追が始められ、上院で大統領を被告とした裁判が行われ、上院議員3分の2の賛成で、大統領を罷免できます。
トランプ大統領の任期は1月20日までです。②議会による弾劾には時間がかかり、上院の3分の2が確保されるかは、定かではありません。
実際問題として、①憲法修正25条の方が、迅速に手続きを始められるでしょう。ただし、この方法でも、最終的な罷免のためには、上下両院の3分の2が必要です。
①憲法修正25条による罷免は、米国の歴史上前例がないため、実際に適用しようとすると、法律手続き上の議論がいくらでも可能でしょう。
②議会による弾劾は、先例としては、ニクソン大統領が下院による訴追まで行った時だけです。その時点でニクソン大統領は辞任したので、上院での裁判は行われませんでした。
実際のところ、①にしても②にしても、トランプ大統領に自発的な辞任を迫る圧力、として、当面は使われるでしょう。
10年前からアラブの春、
昨年の香港動乱、
今日のアメリカ動揺。
世界のこの変化をどう見るべきか。
アメリカの制度、主張は世界にアメリカにどんな悪果をもたらすものだろうか。
追記:
NewsPicksのコメント欄では、これまで熱心にトランプ支持論を展開してきたPickerが一定数いる。そうしたPickerたちの選挙前、選挙後のコメントは、ファクト・チェックも含めて丁寧に検証されるべきだろう。
あとはこの大統領を産んだのは誰の責任か?はもっと追求されてよい論点ですが、あまり見かけません。
任命責任は選んだ国民にある、ということになるわけですが、私はメディアの責任が重いと思います。自分の目と耳で判断できない人はメディアが言った通りに受け取るでしょう。こんな大統領を選んだアメリカ人は民度が低い、と言ったら終わってしまいます。国民に何を伝えるかはメディアの技術だと思います
昨日のTwitterからの削除も驚きましたが、現職大統領の罷免要求というのもすごい事態
このタイミングに至ると、政治の撹乱要因が減るのは世界にとってはプラスにはたらきそうですね