バーニーズ新宿が2月末で閉店へ 30年の歴史に幕
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もう10年以上、日本のオーナー変更=新しいオーナーの要望に適うビジネスのテコ入れをつづけてこられましたが、
米国バーニーズの経営破綻と事業縮小によるブランドロイヤルティ低下、そして新宿店の縦積みの多層構造、賃料相場、
コロナによるドレス服需要低下、主要顧客であったであろう飲食のお客様減など重なりましたね。
今40歳以上、東京で成人した人にとってバーニーズ新宿店の、
ドアマンによる送迎、プロフェッショナル販売員、インポートブランドのラインナップ、シックな黒のショッパー、ウィンドウディスプレイによる高揚感などお店の持つ総合力による『世界観』にノックアウトされたひとは多いはず。
私も憧れのお店の一つであり、目標の一つであり、元バーニーズという経歴はを持つ人はアパレル小売において採用時明らかなアドバンテージでした。
これだけの実績に敬意を払い、登るべき山を見せてくれたことにお礼をいいたい。あ~、ついに。セブン&アイHDが売却するのが先か、店舗リストラをするのが先か、どちらかと思っていましたが。
いわゆるライセンス事業は今後ますます難しさを増してきますね。この5年ほど、存在感は間違いなく薄くなっていましたね。
ファッション的には、毎シーズン目は通しに行きますが、セレクトの幅が狭く無難なものがほとんどになってしまって個性がないお店になっていたなと感じます。
ビジネス的には不採算店舗は撤退するという判断は、不透明なコロナ禍においてキャッシュが大事な局面でしょうから正しいと思いますね。