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東電、企業の自家発電から電力調達へ LNG在庫不足で

日本経済新聞
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    国際環境経済研究所 理事・主席研究員

    東電だけではないようですが、LNGの調達が足りません。「もっと在庫持っとけよ」と思う方もいるかもしれませんが、天然ガスは-162℃という超低温で液体にして輸送・貯蔵するので、低温冷却するタンクを大量にはもてませんし、LNGは長期保存には向かないのです。
    石油は半年分くらい国内備蓄がありますが(オイルショックの後にできた石油備蓄法という法律による)、LNGは2週間分程度しか国内に在庫がないのです。
    LNG船はカタールからだと約2週間、豪州からだと約10日、インドネシアからだと約1週間くらいかけてやってきますが、最後の荷揚げは陸とパイプつないで行います。冬の荒れた海だとそのパイプ接続は至難の業で、荒れているときは荷揚げをできない日も当然あります。

    今回のLNG在庫不足の背景を語るには今後の検証を待たなければなりませんが、中国での寒波や炭鉱事故、豪州産石炭の輸入抑制措置で天然ガス依存が高まったこと、韓国でも公害対策として石炭火力を10基以上停止させたことで東アジアのマーケットが影響を受けたこともあるのだろうと推測しています。
    こういうことがあるので、原子力も立ち上がっていない中で脱石炭を性急に進めることはリスクになるのです。確かに、石炭と比べたら温室効果ガスの排出は半分程度になるのですがね・・

    発電設備の予備率もかなりギリギリですね。一般の方には5%余裕があれば「余裕じゃん」かもしれませんが、大型の発電所がどこかトラブルを起こしたりすると、一気に需給バランスが崩れてしまうので、供給側からすると胃がストレスでキリキリする感じですね。皆さんそんなこと、全くお気づきではないのでしょうが。。


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    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    LNG不足という形で日本のエネルギーセキュリティリスクが顕在化している。
    近年、米州や豪州などの先進国からのLNG(液化天然ガス)の輸入が増加して地政学リスクは低下したものの、技術的な問題が発生していることから長期契約があってもLNG自体が輸入できない状況にある。企業の自家発電でも足りない場合には割高でもスポットのLNGをかき集める必要があるだろう。

    因みに石油の備蓄は200日以上ある。
    https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl001/pdf/2020/201215oil.pdf


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    東京大学 公共政策大学院教授

    東電管内の需給がひっ迫しているのは寒波が続くこともあるが、総発電量も余裕がなくなってきていることがあるのだろう。原発の再稼働がないまま新規に火発に投資することも難しく、電力会社の経営が苦しい中での苦肉の策。


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