今日のオリジナル番組


詳細を確認
タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
本日配信
159Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
一昨日時点で10年BEIが2年2か月ぶりに1%に到達していました。フィッシャー効果を持ち出すまでもなく、これから名目の世界でも金利は上がることが想定されます。現状、ドルがこれに連れて上昇する展開にはなっていませんが金利の無い世界が常態化している今、唯一金利の付く通貨は捨て置けません。今年、ドル安予想が人気ですが、私はそう上手くいくだろうか、と疑義を持ってみるようにしています。

なお、1%近傍はまだゼロ金利政策導入前後の世界観ですが、1.1%や1.2%となると話は変わってきます。株価の動揺も不可避の水準が1.1~1.2%というエリアで、それより上はわりとまとまった幅の調整をもたらす、という相場観で私は見ています。
財政悪化を懸念したいわゆる悪い金利上昇というよりも、むしろ景気回復期待を映じた良い金利上昇なのでしょう。確かに製造業の景況感は各国とも強く、またワクチン生産も製薬や関連産業の業況を押し上げていそうです。
他方で、生活に密接な飲食などサービス業に代表される非製造業の景況感はメタメタです。そのため、景気回復期待を映じた金利上昇と言われても、全く実感がないと感じます。我々の生活に密接な経済活動ほど制約を受けている以上、製造業がいくら回復しても、世の中のムードは悪いままです。
海外は景気回復も織り込みの金利上昇に対して、日本は回復力が乏しいですから、日本の長期金利も引っ張られれば、日本経済にとっては厳しい金利上昇になりかねません。
ブルーウェーブほぼ確定ですね。ただ短期的に簡単にできるのは、トランプ減税の停止くらい。大きな政策には議会の承認が必要。下院で51%の承認が必要で、上院の67%(スーパーマジョリティ)が必要(51議席ではない)


***
・バイデンの選挙公約の多くは上院のスーパーマジョリティが必要なものが多い。実際にはほとんど何も実行に移されないのではと考えている(景気刺激法案、地球温暖化ガス、グリーンエネルギーの奨励、刑務所民営化の廃止、インフラストラクチャー投資、マリファナ規制緩和、2年間の大学無料化、最低賃金を15ドルに引き上げる、防衛予算の拡大)。

銀行規制の強化、ネット企業の規制強化、中国への関税強化の3つは大統領令で実施可能、ただし最高裁判所が大統領令を阻止することができる。
期待インフレ率が2%を越え、ジョージア州では民主党が2議席を取ってトリプルブルーになりそうな状況、しかも最近はFOMCメンバーから金利上昇はウェルカム等の発言が出ている中でも、金利上昇はこの程度に収まっている。足元で米国の雇用や非製造業、個人消費等の指標が悪化し、コロナの拡大が止まらない中、債券市場は極めて冷静だと思える。また、景気対策で個人には現金が支給されているが、これでまた米銀の預金は膨れ上がるだろう。米銀は規制の関係もあり、やはり米国債券を積むしかない。従って大きく金利が上昇するのは、まだまだ先だと思われる。むしろ、ショートが溜まると、ずとんと金利が低下することも想定される。
バイデン次期大統領は追加で一人当たり2000ドルばらまくと発言してます。先の600ドルと合わせて四人家族だと約105万円もらえます。総額86兆円ぐらいです。キャピタルゲインの税率が20%から39.6%に上がると仮定すると、目の子の計算でまあ相殺しあう金額でしょうね。
昨日、株式で持っていた資産のポートフォリオのほぼ全てを債券にスイッチしました。おそらく今年中に戻すことはないでしょう。