国産ワクチンはなぜ出遅れ? 開発を阻んだ「護送船団」
朝日新聞デジタル
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出遅れたとはいえむしろ日本のが今までの普通で、アメリカや中国のスピードが速かったって印象。またそれらの国だって全てのワクチンが早いワケじゃない。
個人的には競争激烈な新型コロナのワクチンに乗るのはほどほどで、BCGワクチンの増産プランがあっても良かったと思う。まだ新型コロナへの有効性はわからないが、それを期待させるだけのものはあり世界中で検証され、BCGワクチンが品薄になるといった現象もあったのだから、日本はあえてそこにベットして、効果があれば儲けもの。なくても途上国にわけるなどできたと思う。
加えて確立されたワクチンなので確実性が高く量産した分はコスト削減につながるから、丸損でもない。持続可能な事業環境がなければ、資金調達も、そして人材育成も難しいと思います。なんでも国が金を出せばいいというものでもないでしょうが、もっと注目されるべき分野だと思います。09年型インフルエンザの流行後、さまざまな改善提案が出たのに、その後忘れられてしまった経緯もあります。感染研のあり方の見直しも含めて、感染症対策全体の調査、分析、改善が必要だと思います。
「コロナ前の時点で既に、国内メーカーは資本力が強くない中小企業や財団法人が目立つ状況だった。こうした企業や財団は、需要が安定した既存ワクチンの製造を主に担い、国内市場だけを対象にした「護送船団」とも呼ばれた。新規開発は下火となり、開発力は低下していった」