イラン、ウラン濃縮20％に引き上げ 核合意修復困難

コメント

注目のコメント

• 大山 敬義

  暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

  ・2021年01月05日

  これは重要なサインです。
  兵器級のU235は90％以上の濃縮が必要ですが、ウランの濃縮率が上がるほど、必要な濃縮エネルギーは2次関数的に減少してきます。
  例えば元々の核合意であった濃縮率を3.67％から5％に引きあげるには、100SWU（濃縮役務単位）弱必要ですが、20％を90％にあげるには10SWU余りで済むという試算もあります。
  つまり核兵器に使用可能な兵器級ウランの9合目まで一気に引き上げるわけですから、いざとなればすぐに核武装できるぞという潜在的な脅しには十分になります。
  バイデン次期大統領への牽制とともに、昨日は丁度ソレイマニ司令官爆殺の1周年記念日でもあり、イランとしては絶妙なタイミングでチキンゲームを仕掛けてきたことになります。
• 薬師院 仁志

  帝塚山学院大学 教授

  ・2021年01月05日

  イギリスやフランスは、昨秋の選挙におけるトランプ大統領の落選を祈っていた状況だった。だから、両国ともあまり騒がず、アメリカの新政権の出方を見ているのだろう。
• 足立 真莉

  NewsPicks Content Curator

  ・2021年01月05日

  イラン政府は地下施設でのウラン濃縮活動について、濃縮度を２０％に引き上げる作業を再開したとのこと。核合意修復の交渉も一層厳しくなりそうです。