危機克服への道筋(1) 真の「自由」の意味 問い直せ
日本経済新聞
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注目のコメント
米中対立とコロナ禍に於いて、自由とは何かを考えるにあたり、非常に重要な示唆を与えてくれる。普遍的な理論で以て考察を深めると物事の内在的真理が見えてくる。
>社会契約論が示したのは、人間の自由は主権者としての国家への関わりと国民としての国家への関わりという2つの関係により支えられていることだ。ディストピアとしての米中が示したのは、その関係の不均衡がもたらす自由の破綻の2つの形にほかならない。
>今回のような「自粛」では、米中が具現したディストピアのいずれかに陥る真の危機を迎えるだろう。
>国家とは「自ら定めた法に従う」という人間の真の自由のための媒介だ。私たちが法に従うのは、それが主権者として自ら決定に参加した法であるからだ。私たちが法の決定に参加するのは、それが国民として自ら従う法であるからだ。