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【繋がるということ】

映画でも良いくらいの出来でした。

前半は、夫婦別姓、LGBT、セクハラ、男子の育休など、世の中のモヤモヤとした問題をリアルに描いてくれました。

自分自身も昨年、社労士先生(30代女性)と一緒に就業規則、給与規程(テレワーク手当含む)、育児介護休暇規程を作りながら、「今」の働き方、働くことの意味を考えさせられました。

そして年末調整の取りまとめなどを行いながら、各社員がどの様な生活をしているのか、概ね把握することができ、社員が何に悩んでいるのかも分かった気がします。

前半のベストは会議で沼田さんが灰原さんに言った言葉。

「育休でも他の理由でも同じ。いつ誰が長い休みをとるかなんて分からない。帰ってこられる環境を作っておくこと。それが職場におけるリスク管理。」

後半は、みくりの出産・育児と新型コロナが同時に進み、仕事が、家族、恋人、友人が、そして社会が斬り割かれて行き、我々がまさにあの時に感じていた不安を、出演者の皆さんが市井の人々として、代弁してくれました。

我々は、まだまだ新型コロナと向き合っていかなくてはならない中、改めて「繋がる」ことが大事であり、みくりが最後に言った「いつか再び会えた時、少しだけ優しくなって、元気で、助け合えればいい。」というセリフで、私も救われたひとりです。

「良いことも悪いことも、ものごとに対して等身大の自分で向き合うこと」

前回のドラマから4年を経て、今もこのドラマが愛されて続けている理由が分かった気がしました。

さすが野木亜紀子氏の脚本でした。

そして今回のベストキャラは灰原さん(青木崇高さん)。シリーズで出たら人気出そうw
通称TBS。テレビ・ラジオの放送関連事業を中核に、映像・文化事業、不動産事業等を子会社で展開する持株会社。雑貨小売や化粧品製造販売、外食・洋菓子製造販売等も手掛ける。新聞会社との資本関係なし。
時価総額
7,089 億円

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