炭治郎と禰豆子の出身地? 雲取山に“聖地巡礼”のファン後絶たず

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観光客に雲取山の説明をする「道の駅たばやま」駅長の野崎喜久美さん(左)=山梨県丹波山村で
観光客に雲取山の説明をする「道の駅たばやま」駅長の野崎喜久美さん(左)=山梨県丹波山村で

 東京、埼玉、山梨の3都県にまたがる雲取山(標高2017メートル)は「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎と妹の禰豆子の出身地のモデルとされ、訪れる鬼滅ファンが後を絶たない。

 雲取山のふもとに位置し、登山口の一つがある山梨県丹波山村は“聖地巡礼”を好機と捉え、観光客の呼び込みに力を入れている。「道の駅たばやま」には「丹波山村 雲取山」とデザインされたのぼり旗がはためき、従業員は炭治郎の羽織と同じ市松模様の法被姿で出迎える力の入れようだ。

 神奈川県藤沢市の大原貞雄さん(74)は鬼滅ファンの登山仲間に誘われ、20年11月に初めて雲取山を登った。以来、村を訪れるのは3回目という。「孫にのぼり旗の写真を見せたら『自分も行きたい』と喜んでいた。丹波山村の人は優しい」と魅力を語る。村温泉観光課は「雲取山をきっかけに村に足を運んでもらえるのはありがたい」と鬼滅ブームを歓迎する。【金子昇太】

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