東京の感染1337人、初の4桁 最多更新、大都市中心に深刻化
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コロナに始まりコロナで終わった1年でした。
「魔法の消しゴム」があったら消したいような1年でした。
都内のPCR検査陽性率は10%を超え、
検査をした数だけ感染者が増える有り様です。
すでに市中感染が広がっており、
前日より393人増の「1337人」も驚くに値しない。
むしろ問題は、経済活動が再開する1月4日以降、
「日々1千人超え」となる可能性が高いこと。
医療提供体制が崩壊し、助かる命がたくさん失われます。
未曾有の国難に「喋れない首相」では持ちません。
菅政権は、福島第一原発事故発災時の
悪夢のような菅直人政権に似てきました。
第1波、第2波はともかく、大晦日に1300人超えの
「第3波」の来襲は「人災」の誹りを免れません。
注目のコメント
参考となる3日前の検査件数は10,504件で、年末の帰省を前に駆け込みで検査を受けた人が加わっている可能性があります。
10代82、20代385、30代248、40代195、50代178、60代88人。
濃厚接触者から「陽性」となった人だけで、408人。家族感染が最も多い経路です。
入院か宿泊療養か調整中が2,341件で、ここの業務が大変になってきていると思われます。全国の重症者も13人増え 681人と過去最多になっており、東京以外の医療負担も重くなってきています。現職の高校教諭(国語)です。
東京の感染者が1000人を軽く超える現状も、教員として、このニュースを最大限生かしたいです。次の問題解決に向けて、次の世代に向けて、意味のある教育活動にしていきたいと思います。
年明けに「緊急事態宣言を出すべき」「GoToトラベルを継続すべき」というお題で、肯定派・否定派に分けてディベートを行おうと考えています。普段の授業では伝えられないことを伝え、意見を出し合って理解を深める良い機会です。
ここで大切にするのは、変化に対応しながらも、自分自身の意見をハッキリと持つことです。そして、傾聴しながら少しずつアップデートしていく姿勢です。
現在の学校教育現場は、名目の上では主体的・協働的学び「アクティブラーニング」を取り入れていますが、実際は思考停止の一方通行です。
これは、教育界全体が「答えを知っていること」に価値を置いているからです。いくらアクティブラーニングをしても、答えがわからない状態から導き出す活動を行わなければ、何の意味もない。
これは教育現場の大きく根深い問題であり、時代の変化とともに必ず切り替えて行かなければならない問題です。
そこに切り込むのが、ディベートを用いた授業です。
大勢の中で、論理的な根拠を提示し、協議し、終着点を生み出す学びが必要だと思います。
私はこのように、自己主張、他者理解、論理的思考力を同時に伸ばすことのできる教育活動に可能性を感じています。2020年最後の日、大晦日。東京都内だけでなく、国内全体の陽性者の数と重症者数も、すでにこの時間で過去最多を更新しました。このままいけば、年明け以降、政府はより強い対応を出さざるを得なくなるでしょう。メッセージが国・自治体でそろわない状況が続き、どうにも後手に回っている印象が否めません。新年早々、首相のリーダーシップが問われます。