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【格闘技と“ビッグマウス”】那須川天心「違う世界を見せてやろう」、皇治「天心とは仲良くなれない」、田中恒成「井上尚弥さんを超えたい」

posted2020/12/31 11:03

 
【格闘技と“ビッグマウス”】那須川天心「違う世界を見せてやろう」、皇治「天心とは仲良くなれない」、田中恒成「井上尚弥さんを超えたい」<Number Web> photograph by Getty Images

2020年も圧倒的な強さを見せた那須川天心と井上尚弥

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NumberWeb編集部

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雑誌「Sports Graphic Number」と「NumberWeb」に掲載された記事のなかから、トップアスリートや指導者たちの「名言」を紹介します。今回は2020年、那須川天心や井上尚弥ら4人の格闘家の言葉です。

<名言1>
差をしっかり見せようと思ってました。違う世界を見せてやろうと。
(那須川天心/NumberWeb 2020年7月13日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/844283

◇解説◇
 2018年の大みそかは、神童・那須川天心が屈辱を味わった日となった。言わずもがな、フロイド・メイウェザーとのエキシビションマッチである。

 一敗地に塗れた那須川だが、2019年はその悔しさを胸に強さを取り戻した1年となった。そして迎えた2020年は新型コロナウイルス禍によって実戦機会が限られたが、その強さを再び示したのは7月12日に開催された『RISEonABEMA』だ。メインイベントに登場した那須川は、メイウェザー戦以来となる実戦となった中で、公募から選ばれたシュートボクシングの日本フェザー級1位、笠原友希を1ラウンド1分30秒で下している。それも「3ダウン」という圧倒的な結果によって。

「気がついたら倒れてました。同じリングに立てたことが嬉しかったです。これが那須川天心なのか、と思いました」

 対戦相手の笠原は、あまりの実力差にこのように話すほかなかった。那須川は新型コロナウイルス禍によって満足なトレーニングができなかったという。それでも「毎日、何ができるか考えました」と創意工夫を積み重ねたトレーニングで自らの研鑽に励んでいたのだ。

 那須川は9月の『RIZIN.24』での皇治戦でもダウンは奪えないながらも判定勝利を飾るなど順調ぶりを示し、2020年には『RIZIN.26』でクマンドーイ・ペットジャルーンウィット戦に挑む。今まで以上の強さを手に入れた神童は、どのような戦いぶりを見せてくれるだろうか。

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