この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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とても仕事を辛そうにしている方をみると、本当にその仕事が向いている?と、視点を変えることも大切なのではと、感じることもしばしば。仕事を変えたり、環境が変わることで、「辛かった時の自分」が、より俯瞰的に見ることができ、辛かった要因だと思い込んでいたものや人への感謝の気持ちも生まれるものです。
もちろん仕事は大変なこともありますが、ワクワクや楽しいと感じる仕事であれば、大抵のことは乗り越えられます。楽しいをトコトン追求すること、大切ですね。
なんというか、儒家の思想ではなく老荘思想を感じるような、いい力の抜けた感じがします。
「実際、子育て中の時期には、計画通りに仕事が進まないことなんて日常茶飯事。目の前のことに一生懸命向き合って、一つひとつ乗り越えていくしかない。
「幸せとは、幸せを目指すことではなく、今の幸せを積み重ねていくことだ」というのが私の信条です。」
荘子は、やむを得ず物事にうまく合わせて行くことこそが主体性だと述べているのですが、相通じるものがあるなあと感じました。
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取次を通さない「直取引」と独自の企画開発力で異彩を放つ出版社、ディスカヴァー・トゥエンティワン。創業社長として35年、成長を率いた干場弓子さんは、勝間和代さんなど時代を象徴するキーパーソンを発掘した功績でも知られる。
近年は、日本の出版コンテンツの世界展開にも尽力してきた。華やかで屈託のない笑顔の裏には、いくつものピンチを乗り越えた歴史がある。
社長を退任して1年。「楽しくなければ、仕事じゃない」と言い切る干場さんが指針にする哲学、そしてこれから描くセカンドキャリアとは。(全7回)
■第1回 今を楽しく生きる、ディスカヴァー21創業者の仕事道
■第2回 多様な視点の芽はどうやって育まれるのか
■第3回 何のために仕事をするのか。私が見つけた働く理由
■第4回 「ないない尽くし」だからオリジナリティが生まれた
■第5回 企画のつくり方「テーマが先か、人が先か?」
■第6回 出版不況「3つの要因」と「2つの成長戦略」
■第7回 無理なく楽しく働ける条件は「自分で決められるか」
ちなみに私の場合、独りよがりではないかと苛まれる一方、これは言わないといけないのではと思いながら書いていますが、「熱源」になっているかどうかはとても心許ないです。
今日はこのワンメッセージだけでお腹いっぱいです。
ごちそうさまでした!
この特集で出版ビジネスを学ばせてもらえればと思ってます。