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今のアメリカは「真ん中」が抜け落ちた社会の行きつく先

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    上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)

    (私の引用はとてもありがたいですが、それはおいておいて)内容的にとても納得する記事。金成さんのご論考のこの部分はメディアについて。民主主義社会ではメディアは世論を常に見るのですが、その世論が2つあるため、メディアの分極化が極まっています。90年代中頃までは中位投票者をとりにいく「ダウンズ均衡」が選挙戦術としても有効でしたが、近年は「真ん中」がなくなっています。2つの山がある感じで、支持者も拮抗なので、政治は常に膠着。合理的選択から考えれば政治への不満が高まって分極化はいずれは解消されていくはずですが当面はその兆しは全く見えず。トランプ氏の「怒れる白人たち」の争点掘り起し、あるいはサンダース氏らの国民皆保険の運動なども、超党派で進めることができる兆しではありますが、言説が「真ん中」からは程遠いのが現実。ただ、会田弘継さんや先崎彰容さんがご指摘のように、左派と右派が重なり合っていく政治的言説なども出てきており、コロナ禍の中、このあたりがどうなるか。


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    東京大学 公共政策大学院教授

    朝日の金成記者が『アステイオン』に寄稿した三部作。「真ん中」の喪失をキーワードに現代アメリカを解説。「ザ・真ん中」のバイデンが「真ん中」の再生をすることはできるのか。この記事は第3部だが、第1部、第2部も以下のリンク先で公開されている。

    https://newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95265.php

    https://newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95266.php


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    この記事は、こちらの記事の続きですね。
    労組に入らず、教会に通わない──真ん中が抜け落ちたアメリカ
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95265.php

    白人のキリスト教に熱心な層は、共和党の支持層であることはよく知られています。いわゆる福音派をはじめ、この記事でいう「文化戦争」の先頭に立っていて、民主党支持に回ることはまずありません。しかし、この層の支持だけでは、大統領選挙には勝てません。
     トランプ大統領が2016年の大統領選挙に勝てたのは、この層に加えて、「労組に入らず、教会に通わない」白人の支持をも得たからです。州でいえば、中部の北の方、特にミシガン州とウィスコンシン州、米国の製造業の中心地といえる集です。これらの州の白人は、米国の製造業が衰退したことで、最も打撃を受け、中間層からの転落に直面しています。2016年は、米国に製造業を呼び戻すというトランプ候補を支持しました。
     2020年にトランプ大統領が負けたのは、この層の支持を失ったからです。製造業の雇用と所得が向上しなかったからですが、直接的な原因は、新型コロナウィルスによる部分が大きいでしょう。
     教会に通う層は、白人だけではなくヒスパニックでもむしろトランプ大統領支持が増えたことが、フロリダ州での勝利などから見てとれます。


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