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日本は新興国から「デジタル化・DX」を学ぶべき時代になった

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    デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授

    「社会課題解決型ビジネスを、グリーンフィールドでローンチする」、このアプローチはまさに成功パターンなのだと思います。

    日本でDXが進まない理由はいくつもありますが(イノベーションが生まれにくい過去の教育の仕組み、挑戦しない/失敗を許さない文化、デジタルリカレント教育の低さ等々)、良くも悪くも制度や既得権益が出来上がっていることによる障壁も大きいと思っています。例えば、知り合いのAIを活用した医療関係のスタートアップの方も、「日本では政治面・規制面含め難しいので、インドからローンチした」と仰っていました。

    上記に加えて、新興国の社会課題解決型ビジネスは、きちんとマネタイズ出来ることが前提となっている点も、ビジネスとして拡大している一因だと思います。当たり前と思われるかもしれませんが、まだまだ日本では「社会課題解決=CSR、ボランティア」みたいなイメージが強く、逆にそれで金儲けするなんて、という意識の人も多い。

    しっかりとマネタイズの仕組みが出来ていないとサスティナブルなサービスにならないですし、改善・拡大に向けた投資も出来ないわけですから、そこの意識は変えていくことが必要だと思います。

    最後に記載されている、「日本と新興国がどう関わっていくか」については、先日読んだビル・ゲイツ氏の財団が、「富裕国のワクチン開発企業と、発展途上国の大規模生産企業を結びつける取り組みを進めており、前者が有効なワクチンを開発し、後者が安全で安価なワクチンを大量に生産することで、互いの強みを最大限に生かしてワクチンを世界に普及させる」取組みをされているという形も1つの形なのではないかと思っています。

    これまでの「金だけ出す(性質的にはOECD的)」というやり方とは違う、DXのビジネスを大きなバリューチェーン?エコシステム?と捉えた時に、日本が強みを持つ領域は日本が、新興国が強みを持つ領域は新興国と共創する(投資含む)、という形です。

    日本のこれまでのやり方は、今回のコロナの対策もそうでしたが、「本当に必要な人に、必要な額を融資する」というよりは、一律ばら撒き、みたいになってしまう点だと思っています。そうではなく、もっとビジネスや課題の全体像を捉え、その中で必要な成功要因を特定し、自身の強みを把握し、必要な経営資源のアロケーションを行えるように変わっていくといいのに、と思います。


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    フリー ジャーナリスト

    バズワードとなったDXですが、紹介される事例は基本的に先進国の事例。ちょっと広がっても中国が関の山といったところですが、むしろ新興国でこそ劇的な変動が起きており、そのソリューションを日本が輸入する時代が到来していると、伊藤亜聖『デジタル化する新興国』(中公新書)は説いています。

    同書はデジタル化が新興国を変えた背景、何が起きているのか、どのようなリスクがあるのかを俯瞰する好著であり、デジタル化がもたらす未来に興味がある人には読んで損がない一冊です。


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    BRAINIAC LLC 代表

    記事中で「飛び越え型発展」という言葉が紹介されていましたが、新興国ではbeforeのペインが大きいからこそ、デジタル化・DXの実現後のAfterのメリットが先進国より大きいという意味で、メリットが明らかになれば急速にDXが進むんだろうと思っています(もちろん既得権益が少なく抵抗が小さいことも理由の一つにあるでしょうが、日本的な感覚で"抵抗勢力"を捉えるのも危険な気はします。習俗的・宗教的なものなど、どの国だろうとその国ならではの計り知れない事情があるはずです)

    一時期タイムマシン経営という言葉も流行りましたが、インドネシアにおけるGrabやGo-jekなど、先進国での成功事例(アメリカのUber)をモデルに新興国で展開した結果、モデルケース以上に劇的にDXが進んでいるケースも多いと思います。こういう形がまさに記事で紹介されている「共創パートナーとしての日本」というアプローチではないかなと考えていて、よりペインが大きな新興国と一緒に課題を深く学び、一緒にソリューションを作っていくことができれば、政府が提言している"国家レベルのDX"に繋がるのではないかな、と記事を拝見して思いました。


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