コインベース、リップルの仮想通貨取引を来年1月に停止

［２８日　ロイター］ - 暗号資産（仮想通貨）取引所のコインベースは２８日、リップルの仮想通貨ＸＲＰの取引を来年１月に停止すると発表した。リップルによる１３０億ドル規模のＸＲＰ売り出しを巡り、米証券取引委員会（ＳＥＣ）がＸＲＰを証券とみなし、未登録の証券売り出し行為として提訴したことを受けた措置。

コインベースは、米太平洋標準時間（ＰＳＴ）２８日からＸＲＰの取引を制限し始め、来年１月１９日１０００ＰＳＴ（日本時間同２０日午前３時）に全面的に取引を停止する。

コインベースは２０１２年創設の大手仮想通貨取引所で１００カ国以上に３５００万人余りのユーザーを有する。

コメント

注目のコメント

• 国光 宏尚

  Thirdverse、フィナンシェ 代表取締役CEO / ファウンダー

  ・2020年12月29日

  Bitstamp、OKCoinに続きCoinbaseもXRPをdelistingへ。当然の展開だけど、希望的観測にすがって損切りできなかったリップラーへ決定的な死亡宣告。ルールが定まって機関投資家の参入に向けた掃除が進むのはビットコインにとってはプラス。
  
  日本では仮想通貨として認めされてるので、これがどうなっていくか。残念なこととしては、日本は必要以上に慎重になって、来年の新規案件の上場は更に難しくなりそう… クリプト&ブロックチェーン界で日本はもう厳しいですね。Less importantから、Nothingへ… 若者は世界でやろう！！
• 安田 クリスチーナ

  MyData Global 理事

  ・2020年12月29日

  コインベース以外の取引所はどうなるのか。。
• 星野 裕太

  IndieSquare Inc. 代表取締役

  ・2020年12月30日

  コインベースでも取引停止ですか、厳しそうですね。
  なお、日本においては、暗号資産としてホワイトラベルされているため証券ではありません。
  
  ちなみにリップル社(Ripple Labs Inc.)は元々国際送金プロトコルを開発していた会社(前身はOpen Coin社)ですが、途中でXRPというコインを介した送金を行うスキームを考案し、XRPの販売を開始しました。その管理は「XRP ledger」という独自の台帳技術を使っていて、ブロックチェーンでは無く、リップル社の選んだ特定の承認グループにより取引を管理・記録する中央集権的なシステムです。
  
  「管理・発行主体がリップル社であり分散されていない以上、それはリップル社の証券なんじゃないの?」というのがかなりざっくりですが、SECの主張です。