「一体、誰が株を買っているのか」空前の株高を招いた"巨大投資家"の正体
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日経平均が年初来高値をつけておりますが、やはり今年、雑談の中で一番聞かれた質問の1つが「誰が買っているのでしょうか」というものでした。正答は分かりようがありませんが、既に本邦公的年金のポートフォリオ(方針)の半分が株なわけですから「皆さんも間接的に買ってるかもしれませんね」というのはあながち間違いではないと思います。
さておき、実体経済との乖離は現状では常態として受け入れる以外はなく、それをバブルか否かと議論することはあまり生産的ではないと思うようになりました(企業収益からの乖離という意味ではバブルでしょうが、それが分かったところで潰せという話には今はできないでしょう)。
伝統的に米国では資産効果が働いてきましたが、消費者マインドの動きを見る限り、その経路も今は断たれています。その原因は明らかに雇用情勢だと思いますので、やはり一にも二にも雇用・賃金情勢の丁寧なチェックが必要な局面になっていると思います。
よろしければご笑覧下さいませ。日本株については日銀の買いの影響がとても大きいと思う。普通の投資家と違って今のところ売却を一切する予定がなく、根雪のように兆円単位でずっと溜まっていくポジションなんて他国では見られない
誰が買っているのか、という事よりも、
何を買っているのか?が大切だと思う。
こんな時でも、上がる株と上がらない株の
二極化が見られるからである。
そして買われる株は、利益よりも成長
即ち投資を行う企業で有るが、その企業が
ゼロサムの中で儲ける企業か、それとも
真に新たな価値を創り出す企業か?の違いが
今後の金利さえも、左右すると様に思う。
ゼロサム企業がもてはやされている様では、
地球の未来が心配である。
そう言う意味で、株主、投資家の責任は
大きい。