日本車輌洗滌機は、中を歩くだけで衣類や靴に付着したウィルス・細菌を除去する「ウオッシュミスト」をリニューアル、愛宕神社境内(東京都港区)へ設置した。
日本車輌洗滌機は1947年、日本で最初に洗車機を設計・開発。現在、国内外の大手鉄道・バス・運送会社へ車両・部品洗浄設備の開発・納入しており、洗浄設備では世界のトップメーカーの一つだ。
ウオッシュミストでは、装置内を歩行することで、衣類や靴に付着したウィルス・細菌を除去する。装置内に配置された数か所のノズルからミスト状の薬剤を噴霧し、衣類を除菌。また、装置内に敷かれたマットの上を歩行することで、靴底の除菌も同時に行う。
今回のリニューアルでは、4mだった全長を最も小さいタイプで70cmにコンパクト化。設置スペースの問題を軽減した。また、140μmだった液剤粒子径を最小3μmに変更。粒子が小さくなったことで、衣類に付着した際の「濡れ」感が無く、僅か数ccで衣類への噴霧が可能となった。
同社では新型ウオッシュミストを愛宕神社境内に納入することで、安心・安全な初詣・参拝を支援する。