2020/12/28

【秘話】天才IT大臣「オードリー・タン」の語られざる実像

8歳でプログラミングを始め、15歳で起業、そして30代で入閣。IQ180の天才ハッカー。
2020年、最も注目された人物の一人は、台湾・デジタル担当政務委員(日本の「大臣」に相当)のオードリー・タン(唐鳳)だろう。
コロナ禍ではマスクの在庫がリアルタイムで見えるシステムを開発するなど、台湾の優れた感染症対策の象徴的存在として、一躍その名を上げた。
11月には初の自著『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』(プレジデント社)を出版。コロナ禍での一連の意思決定の背景や、社会に対する問題意識、そしてこれまでのライフヒストリーを明かした。
肩書や経歴の特異性ばかりが注目されるオードリーだが、実際はどのような思想を持つ人物なのか。同書のインタビュー・翻訳を担当した早川友久氏への取材を通じて、オードリーの知られざる人間像に迫った。

天才児が抱えた辛い過去