詐欺に問われる可能性も?投資アプリ「ロビンフッド」彼らは本当に正義の味方なのか
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ロビンフッドは、良い意味でも悪い意味でも、2020年に世界で最も注目された金融サービスです。
富める者から盗み、貧しき者に与えたあの伝説の無法者のロビンフッドにちなんだ社名の通り、敷居の高かった金融商品の取引という富を生む手段を、無料且つ高品質なUXのアプリによって若者に開放し、破竹の勢いで利用者を伸ばしました。
しかし、貧しさから解放するための金融商品取引も、やり方次第では、単なるギャンブルになり下がります。実態としては、カジノのような使い方をするユーザが増え、即座に破産したと勘違いして自死に追いやられる事件も発生しました。
ロビンフッド社は、社名の通り、ユーザを利する形で事業発展を目指してもらいたいです。株を持っている人がオプションをする場合はヘッジですが、オプショントレーダーは単にインカム目的です。売り買いのプレミアムの差額でインカムを得ます。従ってオプショントレーダーが実際の株を持つ事は余りないですが、ロビンフッターは主に短期のコールを買っていたと思います。要するにプレミアムを支払って、1コントラクト100株分の株価が上がった時の差額で利益を得ているわけです。その場合のロスはプレミアム料金だけですので限定されてますが、問題はアプリがオプションのリスクを分析出来るプラットフォームになっていない点です。ただし、一般庶民はそもそも株は高いので買えないわけです。オプションは100株分の効果ですが、プレミアムそのものはそこまで高くないので、金額的には参入しやすいです。従って市場を民主化したという点では正義かも知れません。
ロビンフッドはいまの相場の象徴的なところがありますが、取引情報を大手に売るビジネスモデルに「ロビンフッド」との違和感はあります
むしろ逆ではないかと思うのですが。