2020/12/25

【新井リオ】この本を「やり抜ければ」必ず英語は身につく

お金をかけなくても、日本にいても、英語をしゃべれるようになる。
2020年、ある英語本が大きな話題となった。人気ブログを書籍化した『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』には、高額な英会話教室に通わずとも日本人が英語を取得する方法が記されている。
著者である新井リオ氏は、カナダでデザイナーになるため、「毎日英語日記をつける」「Siriで発音矯正をする」など、スマホを駆使した独自の英語勉強法を発案。継続して学習を続けることで英語を習得し、夢を叶えた。
経済格差をものともせず、スマホ1つで自身のキャリアを切り開いた新井氏の考え方は、英語勉強法だけではなく、将来のキャリアに思い悩む人々の道しるべにもなるはずだ。
新井リオ氏が『英語日記BOY』に込めた想いと、壮大な将来設計について語ってもらった。

「英語が話せる」を定義しよう

──英語学習にまつわる本は数多くありますが、『英語日記BOY』がユニークなのは、その勉強法を思いついた背景から記されている点です。
世の中にある勉強法の本は、How toだけを示しているものが多いと感じていました。
読み手からすると、「こうすれば、話せるようになります。じゃあまた!」と言われているようで、なんだか納得感がない。
僕は、なぜその勉強法に行き着いたのか、英語を話せるようになった著者が自分の人生をどう変えていったかまで知りたい。きっと、他の読者もそうだと思いました。