[台北 24日 ロイター] - 台湾の観光当局は24日、北東部で開催予定だった新年を祝う恒例行事の中止を決定した。22日には、4月12日以来初となる新型コロナウイルスの市中感染者が確認されていた。

中止が決まったのは、北東部沿岸にある福隆で初日の出を見るイベント。台北市で大晦日に予定されている花火など、他のイベントは予定通りに実施する。ただ、参加者はマスク着用が義務付けられる。

台湾で確認された感染者数は累計777人で、そのほとんどが海外からの渡航者だった。死者数は7人、入院者数は約130人となっている。