新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、訪日外国人の数は激減したわけだが、今後、日本を訪れたいと思っている人はどのくらいいるのだろうか。日本に関心がある外国人に聞いたところ「日本に行きたい」と答えたのは95%であることが、LIFE PEPPER(東京都中央区)の調査で分かった。
いつごろ訪日したいですか? という質問に対し、「規制が緩和されたら行きたい」(29%)がトップ。次いで「新型コロナがニュースに上がらなくなったら行きたい」(22%)、「新型コロナワクチンができたら行きたい」(15%)など、感染が落ち着いたら行きたいと考えている人が多い一方で、「すぐにでも行きたい」人が15%いた。
旅行先として、都市部と地方どちらを考えているのかというと、「地方」を挙げたのは78%に対し、「都市部」は22%。選んだ理由については地方、都市部ともに「ゆっくりできると思うから」が50%を超えた。「『訪日体験』自体への癒やしのニーズがくみ取れた」(LIFE PEPPER)
訪日を希望する理由を尋ねたところ「日本文化歴史」(22%)を挙げる人が最も多く、次いで「食事」(16%)、「ファッション、音楽、アニメなどの日本カルチャー」(15%)、「人気の観光都市だから」(13%)と続いた。
新型コロナのことを考えて、避けたいと思う場所は「ナイトクラブ」(22%)がトップ。以下「コンサート、ライブ会場」(20%)、「テーマパーク」(11%)、「温泉、スパ、銭湯」(10%)という結果に。
インターネットを使った調査で、10〜70代の日本に関心がある外国人籍の男女225人に聞いた。調査期間は11月27日から12月2日まで。
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