運転士は発車ボタンだけ JR香椎線で自動運転、24日開始 在来線全国初

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自動運転列車の発車ボタンを押す運転士。手元には赤い緊急停止ボタンがある=福岡市東区で2020年12月21日、石田宗久撮影
自動運転列車の発車ボタンを押す運転士。手元には赤い緊急停止ボタンがある=福岡市東区で2020年12月21日、石田宗久撮影

 JR九州は22日、福岡市東区の香椎線西戸崎―香椎(12・9キロ)で、乗客を乗せた列車の自動運転を24日に開始すると発表した。JRの在来線で営業運転を自動運転で行うのは全国で初めて。当面は運転士が乗務して発車ボタンなどを操作するが、将来は運転士の免許を持たない係員だけで乗務できるようにする。

 速度超過を抑制する自動列車停止装置(ATS)を活用した独自のシステムで、運転士が発車ボタンを押すだけで列車は自動的に加減速して駅に停止する。自動運転は、既に高架鉄道や地下鉄で…

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