元NASA研究者が地産地消に本気で取り組む「やさいバス」の正体
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なるほど「やさいバス」を、意図的に「半完成」でリリースすることで、地域のコミュニティが、自分たちに合ったものを自分たちで作り上げることで「完成」させるという仕組みがすばらしいですね。
ともすると「完成」の状態のものをデリバーして、それを様々な差異があるコミュニティに押し付けてしまうことが多いですから。
ただ、標準化していない分、それに伴う苦労も人一倍あるでしょうね。
記事中にも書かれていますがJAとの連携ができれば、更にすばらしいですね。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
取材を担当しました。
これまでは農薬散布ロボットや宇宙空間での農耕など、理数系の領域から食料問題に取り組んできた加藤さん。
いま取り組む「やさいバス」は、それとは対照的に「物流を小さく、江戸時代に戻すようなもの」といいます。
これまでの青果物流では、全体の効率を目指すためにむしろ利益率が下がり、生産者のボトルネックになっていたそう。
「わかっているけど変えられない」領域に踏み込み、小さく変革を始めたやさいバス。いま全国に広がろうとしています。
これまでの物流や他のサービスと大きく違うのは、地域の方を「巻き込む」というより「参加したくなる」仕組み。
地域ごとの小さな物流を充実させることで最大の効率をあげられる(農家の利益率はなんと2倍)とのことです。
地域ごとに最適化し、ゆくゆくは全体の効率を目指していくというビジョンは唯一無二。加藤さんの朗らかで優しいリーダーシップも素敵でした。
番組『モビエボ』もご覧ください🍅🌽
▶︎https://newspicks.com/live-movie/1048やさいバスは「資本主義との戦い」だというのは本当にその通りですね。技術を簡易に使えるようになったことで、局所最適が実現できる時代になってきたと感じました。生産者と消費者の選択肢が増えることに価値がありますね。
”日本では「ハブアンドスポーク」型を取り入れて効率的にはなったけれど、野菜全体、農業全体で考えると全然最適ではありません。CO2も排出し続け、環境にも負荷が大きい。
分散したものを分散したまま流通させる仕組みがなかった時代はそうせざるを得なかった。しかし今はITでもっと効率よくできるはずです。
わざわざ全国に行き渡らせる必要はなく、分散したものは分散したまま、みんなで「それぞれの効率」を見つけていこうとしています。”茨城県の農業者です。
茨城県の野菜が都内の大手市場に出荷され、地元のスーパーで販売される様をおかしいと言い続けています。このおかしな構図を修正したく、地産地消を増やそうと地元スーパーと交渉などをしますが、大手市場手数料や運送費を差し引いた金額での契約を求められたりします。結果どちらにせよ生産者の利益は対してかわらない。
なので大量購入してもらえ市場価格優位な大手市場に卸しざるをえないという意見が多数な現状です。無駄なコストがかかっているとわかっても生活には変えられない生産者はたくさんいるでしょうね。
自動運転車が実走されたら大手市場はどうなるのか。