ワクチンがシンガポール到着=ファイザー製、アジアで初
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先般、リーシェンロン首相が2021年7-9月期までに外国人を含む全居住者について、希望者はワクチンを無料接種できるようにすると発表しました。まずは、その第一弾としてファイザーのワクチンが到着。現時点ではファイザー以外に、米国モデルナ、中国シノバック・バイオクテックとの間で供給契約が結ばれています。また他企業とも交渉中とのこと。
本件に関する関連報道は下記を参照
https://www.nna.jp/news/show/2130133リー・シェンロン首相から先週に、外国人含めて全居住者が希望すればワクチンを来年の第3四半期までに受けられると発表があった。そして、渡航者減で余ったチャンギ空港のキャパシティを東南アジア全域へのワクチン輸送に使うとのこと。ホントに抜け目がない国
ワクチン輸送の「ハブ」化をめざすシンガポール。国内線を持たないシンガポール航空にとっても大きな事業です。先日のワクチン接種についての演説でリー首相が語っていたのは、ワクチンのサプライチェーンを担えるのは、事前の投資や準備があったから、ということ。以前から医薬品サプライチェーンを担うために必要な投資をし、認証を受けていたからできるということです。持っている強みを、このコロナ禍の中でいかに発揮するかという検討が、いろんな分野でされているように思います。