野村證券・NECら、金融分野のサイバーセキュリティ強化に向けた量子暗号技術活用の共同検証を開始

コメント

注目のコメント

• 貝田 章太郎

  テュフラインランド(株) サイバーセキュリティサービス　室長

  ・2020年12月21日

  量子暗号技術は理論上、解読ができない高い秘匿性を持っていますが、物理的な光信号を送る回線が必要なため、誰でも安価に使えるものではありません。光信号をリピーター無しで送ることができる距離は300km程度、技術の進歩があっても数百キロレベルにとどまるため、国際取引などには事実上使えません。この技術が絶対必要なアプリケーションが存在するのか、その議論は進んでいないように思われます。