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【山田悠史】いま知っておきたいコロナ後遺症の現実

NewsPicks編集部
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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    2021年の展望ということで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19: 「コービッド」が発音的に近いと思います)の後遺症について、これまで明らかにされているデータをもとにまとめ、寄稿させていただきました。

    各報道機関が新規陽性者数や重症者数の数字を熱心に追いかける中で、どこの数字にも現れない、半ば置き去りにされがちな話題です。しかし、来る2021年、パンデミックがワクチンなどの取り組みによってコントロールできたとしてもなお、必ず我々が向き合っていかなければいけない課題でもあります。日本国内でも、感染者が増えた分だけ、後遺症の方も増えていくはずです。

    ここニューヨークにあるCOVID後遺症専門クリニック「ポストCOVIDケアセンター」には私自身も足を運び、仕事をさせてもらいました。米国では、こういった場所でデータを急速に蓄積し、今後の診療に活かそうとする取り組みが盛んです。この記事はそちらでの経験も踏まえて書かせていただきました。

    記事を通して改めて、後遺症にはどのようなものがあるか、今後はどのような見通しかについて知識を整理していただく機会になればと思います。

    後遺症というとどうしても暗い話になりがちですが、後遺症に苦しむ方々が少しずつ改善を実感され、喜びを共有してくださる経験もしています。数ヶ月前に人工呼吸器につながり、生死を彷徨っていた方が、「自転車で出かけられるようになったよ」と笑顔で話される姿をみた時には、私が何をしたわけでもありませんが、この上ない喜びも感じました。

    私たちに今できることは、科学の力を信じること。科学の助けによって、2021年は必ず良い年になると信じています。


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    総合内科医 医学博士

    コロナ感染者数が最も多い米国で働く山田先生からのご報告。具体的な患者像と研究結果がまとめられており、興味深く読ませていただきました。

    コロナに関する後遺症は「Long COVID」と呼ばれ、世界各地で調査研究が進んでいます。日本でも国立国際医療研究センターが行った研究結果が10月に発表されており、新型コロナで入院し退院した患者63人を追跡調査したところ、発症してから4ヶ月後でも、呼吸苦(11%)、嗅覚障害(10%)、倦怠感(10%)、咳(6%)などがみられたとのことです。
    https://academic.oup.com/ofid/advance-article/doi/10.1093/ofid/ofaa507/5934695

    また、コロナでは心臓の障害が後遺症として残ることなども報告されています。ある研究ではコロナから回復した患者の78%に心臓MRIで異常がみられ、60%に心筋の炎症が持続していたことが示されています。日常生活には支障をきたさないほどの変化と思われますが、もともと心不全がある患者や高齢者にとっては影響が大きいかもしれません。
    https://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/fullarticle/2768916

    米国では感染の母体数が多い分、後遺症で悩むケースも報告が多くなっています。今後日本でも感染者が増えてきた場合には同様の現象がみられることは容易に想像ができ、ポストCOVIDケアの需要も高まってくるものと思われます。


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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    コロナはインフルと同じだ怖くないと喧伝してきた方々の過去の発言につき鬼の首を取るつもりはないが事ここに及んでは確実に改めて頂きたい。罹患した外国の友人からも複数同様の後遺症の事は聞いています。非常に残念ながら同じでは全く無い、本稿明示のデータからも明らか。


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