ふるさと納税で「損する人」「トクする人」の差
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注目のコメント
>ふるさと納税は、賢く使えば自治体へ貢献でき、かつ節税メリットの大きい制度です。
フェイクです。翌年自分が支払うはずの税金を先払いするのがふるさと納税ですので、控除額自体は変わず、節税効果はありません。
理解としては、節税効果はなくても、2,000円で豪華な返礼品がもらえることがメリットとしてあるってことです。
普通に考えて、あの国税がそんな万民が利用できる節税スキームを作るはずないですよ。私のまわりでもまだこの仕組みが分かってない人が多いです。
ふるさと納税とは「ふるさとに納税」する仕組みではありません。
ふるさと納税とは、自分が住んでいる自治体ではないところに(納税ではなく)「寄付」することにより、本来収める税金から寄付控除※として差し引かれる仕組みです。
※ふるさと納税した金額の2000円をこえる部分
これを考えた人を知っていますが、天才ですね。
ふるさとの定義で揉めたそうですが、「自分がふるさとだと思えばどこでもいい」と決めたのも力業です。
すごく正確に言えば…
「自分のふるさとでもなんでもない自治体に寄付すれば、その分自分の収める税金が減るので、出ていく総額は変わらないが、返礼品がもらえてラッキーな制度」
ということです。
日本中の自治体「全体」からすれば、本来入ってくる歳入総額(税金+寄付)は変わらず、返礼品分(3割以下)はマイナスになりますから、自分のところだけはプラスにしようと返礼品競争が起こります。
国民から見れば、返礼品ををもらう人はもちろん得ですが、もらわない人は「自分の住む自治体の税収が減る」という意味では損するという不公平な仕組みです。
また、納税額が多い人(金持ち)ほどたくさんの返戻金がもらえますから、逆累進性がある制度とも言えます。
普通に考えればおかしな制度なのですが、損したくない人はやったほうがいいということです。