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同社は過去に中国パートナーとの関係で苦労した模様...
・中方(国営系)がJVにリタイヤ間近/窓際族を押し込み
コスト増・生産性は大きく低下
・更に日本側から得られたノウハウを傘下の別の中方独資
チェーンに流用(?)
・現場も混乱しており、上海エリアでは「最も行きたく
ないコンビニ」首位という汚名...(5-10年ほど前)
・自分も当時、オフィスビル内店舗に深夜3時頃に夜食を
買いに行くと、床で寝る店員さんを目にしたものでした
ただ、そこから「チャイナリスク」の一言で片付けずに、
(実際こう言う話、海外で多かれ少なかれあるでしょう)
・独資100%への買い戻し交渉を実行・完了した上、
・まず一旦、店舗数を縮小して質を高めた上で、
・再度、店舗展開の急加速モードに入った(←今ココ)
というのは、並々ならぬ苦労とコミットが背後にあったのではないかと推察します
また、
・中国はECの発達だけでなく(中国30%、日本6%?)
・オフライン小売チェーンの1/3にはネット系の資本が
入っていると言われている(cf. 米国は1%未満(?))
ため、「人口あたりのコンビニ数が1/10」という事業ポテンシャルに加え、新しい小売モデルのあり方のラーニングという点でも、間接的に日本に持ち帰れるものがあると素晴らしいのだろうなと感じています
(参考)
ファミリーマートも2,800店舗と健闘中と思いますが、
台湾頂新とのJV(日方40%)で、やはりパートナリング
を巡り(過去に?)色々と苦労あった模様です...
・赤字でもいいから店舗拡大して商材納入で回収したい
先方と、あくまで店舗収益で回収したい日本側の不一致
実はローソンは中国ではすでにネットコンビニの売り上げ比率が10%を超えています。中国でコンビニのデジタル化が進み、それが日本に逆輸入されてくる、そんな未来があるかもしれませんね。
また、中国におけるコンビニ上位10社の店舗数シェアから見ると、上位4社は中国系ブランドとなっております。
日系のブランドでみると、日系企業でのトップシェアはファミリーマートとなっております。
地域別だと北京・天津地域はセブンイレブン、上海を中心とする華東地域はファミリーマートが強く、
ローソンは、成都・重慶の西南地域への進出が一番早かったが、広東地域は出遅れ気味です。
また、コンビニの地域分布は沿海地域や大都市に集中しており、西部内陸地域への展開は遅れている状況にあります。
上海と広東省には5,000店舗以上ありますが、他の地域はさほど多くありません。
https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1418984_2504.html
2025年までに1万店が可能かどうかですが、大型のメガフランチャイズやエリアライセンス契約が控えているか、直営地域での投資を増やすと言う事と理解しています。日本でも店舗数の純増って年間1000店舗くらいです、多くても。なので、ローソン本体単独での投資では、そこまでいかないので、メガフランチャイズ やライセンシーが重要。
ローソン中国も進出して25年ほどになりますが、チェーン拡大と黒字化に向けて、成長戦略としてギアを一段上げると言う事でしょう。規模の拡大による収益性の改善が出来るかがポイントです。
https://www.lawson.co.jp/company/ir/library/pdf/hosoku/hosoku_46q2_01.pdf
中国のコンビニだと日系コンビニよりも、ローカルの便利蜂が気になるところです。
https://36kr.jp/78713/
日本での業務をすべて中国に導入したわけではないが、
これからどんどん導入していくだろう。
ますます中国で人気を博する予感。
ローソンが1万店舗に増やした場合、日系企業で1番多くなりますね。
日本の大手コンビニが1店舗もない事もありますね。
どこでも同じものを食べれるブランドとチェーンを保てば、需要はあります。
物流だけを考えても桁違いですから…相当の工夫がないと難しいでしょうね。
特に、店員に関しては、無人化なども検討しないとオペレーションが難しいのでは?と思います。
いずれにしても、この挑戦の結果に注目ですね。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません