2021年版 グローバルリスク分析
政策シンクタンクPHP総研
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2021年度版のPHPグローバル・リスク分析が発表されました。
年末年始は、ユーラシアグループなどのシンクタンクから1年の10大リスクの発表があったりしますが、日本独自の視点によるものはあまりありませんでした。その様な志で始まったこのレポートですが、今年で10年目を迎えました。
毎年豪華な執筆陣が揃っています。以前は読むだけの立場でしたが、今回はなんと私も入れて頂いています。執筆は2019年度版に続き2回目ですが、今回はトップバッターに据えて頂きました。
今年度のコンテンツは、
1. 「気候変動」で始まる新たな戦略的競争
2. コロナ禍対応の出口がもたらす経済「弱者」の危機
3. パンデミックが惹起する暴動・テロの「熱波」
4. 国家の戦略手段になるサイバー攻撃
5. 「内なる敵」に迫力削がれるバイデン協調外交
6. 皇帝化する習近平が引き起こす対立の先鋭化
7. 「新冷戦」に活路の北朝鮮・混迷の韓国・地歩を失う日本 8. 安定装置を失い動揺するタイ政治体制
9. 「トランプ圧」抜けた中東「力の真空」で高まる衝突リスク 10. 指導力を欠き漂流するメルケル・ロスの欧州
となっています。私はともかく、各分野の一線の専門家によって、最新の情勢分析から導き出された、無さそうでありそうなリスクシナリオが提示されています。