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【直言】その「脱ガソリン論」、本当に正しいの?

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  • パナソニック 環境エネルギー事業担当

    ステップ1は電動化、ステップ2は電源の浄化です。現在の電源構成が化石燃料依存だからと、ガソリン車を販売し続けてしまえば将来電源構成が変わった時に負債となります。自工会も豊田会長もそんなことはわかっているわけで、需要セクター側は必死に挑戦するから供給側の挑戦も頼むよと。CO2の8割はエネルギー起源ですが電気は約25%です。車も約25%としましょう。ガソリン車が座礁資産とならぬよう需要側では車を一生懸命電動化させるけど、それでガソリンから電気になって単純合計50%なった時、CO2量を決めるのは結局電気の発電(エネルギーミックス)よと。電気自動車の本質が石炭電気自動車や天然ガス電気自動車では困るのです。

    「日本は他国と違って化石燃料に依存しなければ成り立たないから石炭やガソリン大事よ」と国際協調と科学を無視した冗談を言ってられないのは皆わかっています。ゼロにはするんです。するんだけど、電気の供給側も頑張ってね、水素みたいな新しいエネルギー源も使う側だけじゃなく供給する側も後押ししてねと。自分たちの責任のところはしっかりやるけど、その自動車向け電力・エネルギーの価格も下がらないと日本で雇用も税金も納められなくなるからねと。

    日本も来年エネルギー基本計画が見直されます。テスラやガソリン車販売禁止などが目立つかもしれませんが、アメリカは2035年に電力セクター(つまり石炭、天然ガス、原発、再エネなどを使った電力会社などの発電事業者)の排出をゼロにする計画が新政権の目玉です。石炭は当然、天然ガスによる発電すら廃止に向かいます。そのために4年で200兆円。再エネは最安値電源に。自動車規制で強烈なカリフォルニアでも電力は2045年ゼロが法制化されてる程度ですが2035年となれば電力セクターは一変します。ステップ2の鍵は電源の浄化、化石燃料による発電からの段階的決別です。

    安くて安定した化石燃料資源で経済や社会幸福を回すという人類のビジネスモデルが崩壊しているのです。

    P.S. それにしても自工会の会見ビデオ、脱炭素のところは一切カットされているのでしょうか?いつもニュースの切り取りばかりで嫌なのでソースを見ても全くニュートラリティのところなど出てきません。
    https://www.youtube.com/watch?v=zjMg8IsWjIQ


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    慶應義塾大学 経済学部教授

    「2030年代半ばまでに新車の電動化100%」という話が、菅総理の2050年カーボンニュートラル表明から急浮上し、2020年度第3次補正予算で、NEDOに2兆円のカーボンニュートラルに向けた⾰新的な技術開発⽀援のための基⾦まで設けられた。
    残念ながら現時点では、満を持し練られた政策という感じはなく、急ごしらえの断片的な政策という感じが否めない。

    豊田会長が指摘する電力がクルマの電動化のカギというのは、自動車業界を所管する経済産業省も理解しているはずだが、同じ経済産業省は電力業界、エネルギーも所管している。そこで、皆に良い顔をしようと八方美人的に政策対応をしても共倒れになるだけで、活路は開かれない。世界的趨勢を見極めて、誰かに泣いてもらう政策的決断が近い将来求められる。石炭から石油へのエネルギー転換の際に、暴力も伴いながら日本の炭鉱を閉めたときと同規模の社会経済的影響も避けられない。


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    ニューモデルマガジンX 代表取締役社長兼編集長

    2050年環境負荷ゼロを掲げ、クルマ分野はエンジン車を2030年までに廃止する。口で言うのは簡単です。私も自工会会長懇談会にリモート参加していましたが、章男会長の言う「利用者目線」が欠けています。
    世界に冠たる自動車産業の競争力をどのように維持していくのかの点においても当事者に取り組みを丸投げするだけでは、無責任のそしりは免れません。
    産官学連携して目標達成へのロードマップづくりを早急に行うことが求められます。
    それにしても章男会長の「マスコミ不信」は相当なものと感じました。その報道ぶりに真意が伝わらないと感じていらっしゃるようですね。


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