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【深層】薬づくりは、これから急成長するビジネスだ

NewsPicks編集部
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  • ヘルスケアアクセラレーター株式会社 COO/共同経営者

    半導体と同じように医薬品も開発と製造(ファウンドリー)の完全分業になる日がやってくるんでしょうね
    実際、医薬品の受諾製造に特化したサムスンバイオは韓国の時価総額TOP3に入っています
    医薬品開発はシードの段階から製品化するまで時間が長すぎるのでバイオスタートアップはファブレスになるでしょうし、彼らと組んで工場資産を高稼働で回転させる会社が強くなっていくだろうことは容易に想像できます
    カイゼンの文化が強い日本のメーカーこそファウンドリー事業に向いていると思うので頑張ってほしいです

    「いわゆるメガファーマ(製薬大手)はともかく、中堅規模の製薬企業よりは、わたしたち受託製造のプロフェッショナルのほうが、経験値が高くなっています。
    そのため製薬業界では、これからさらに医薬品づくりは、外部に委託しようというトレンドが加速してゆくと思います。」


  • U of Michigan 教授 (機械工学), 副学科長

    設計技術が進歩して、製造性評価が計算機上である程度出来るようになってくると、設計者は高抽象度のモデルを駆使して、最低限の試作テストで設計できるようになります

    一方、製造技術が成熟してくると、その汎用性が高まる (どんな設計にも対応出来る) と共に、今後も変化しない部分と、進歩により変化するであろう部分が明確になってきます その結果、設計側の自由度が上がり、製造性評価の正確さも増します

    その結果、設計者は製造性の拘束から解放され、設計の高度化・専門家に拍車がかかります

    で、その結果、製造と生産の分離が技術的に妥当になります その時点で、ビジネス的なメリット(開発リスク、在庫リスク、設備投資リスクの低下等)が技術的なデメリット (全体最適化できない事) を上回り、設計と製造の分離が進むんですねぇ

    半導体では随分前にそれが起き、未だに続いているのは、製造技術の進歩がincrementalであるからですねでぇ

    なので製薬業界でこの流れが始まるのも、こうした視点からは自然なことですねぇ

    ご参考
    https://newspicks.com/news/5429846

    追記
    別の言い方をすると、設計・製造間の標準インターフェイスが技術的に妥当になって来た時に、設計カイシャと製造カイシャの分離が起きるんですねぇ、あたり前ですが その点は、big M -- "medium" M 製造業での垂直統合・水平なんとか(何でしたっけ、反対のやつ)をdictateするモジュール間 (標準) インターフェイスと同じなんですねぇ

    ご参考
    https://newspicks.com/news/5455420?ref=user_150605

    ちょっとビジネススクールの授業みたいになっちゃいましたねぇ (想像)
    追記終わり


  • 製造業 Marketing Manager

    視点として大変面白い。製造専業と開発専業が分業する体制は半導体特集でも取り上げられていたし、半導体の主にロジックICの分野では普通だが、医薬品でもそういう展開になるとは。
    半導体の場合は、原料となるシリコンウエハーやインゴットのコストがバカ高いが、製造装置もまたバカ高い。設計に集中するファブレスが多数生まれたのもうなずける産業構造だった。
    医薬品の場合は、原料はそこまででもないが、製造装置も高いのだろうし、設備投資も毎度、必要なのだろう。医薬品開発には通常であれば長い期間がかかるので、製造設備を抱えておいたり都度投資するのは相当な負担となる。
    そうなると、分業化の道筋は確かに立っているのだろう。


    日経記事でも富士フイルムの医療分野への進出については取り上げられていた。
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ07AA50X01C20A2000000

    (以下日経記事より抜粋)
    富士フイルムの主力商品だった写真フィルムは結婚式や入学式など人生の節目で使われる。「商品の欠陥で撮影に失敗するようでは、事業が成り立たない」。そんな危機感で欠陥品を出さないように生産する技術や、設備設計のエンジニアリング技術を磨いていた。「我々が蓄積してきた技術は医薬品の製造にも通じる」。そう考えた同社は11年に米製薬大手メルクから事業を買収し、バイオCDMOに参入した。

    まず写真フィルム工場から米英の旧メルク工場へ技術者を派遣し、生産管理を徹底した。例えば培養タンクの温度が下がった場合、従来は温度を上げる単純作業をしていた。技術者は写真フィルムの経験から「温度が変わった原因を徹底的に突き詰めよう」と説き、抜本改革に挑んだ。生産は徐々に安定し、買収当時は7割だった成功率は現在95%を超える。富士フイルムの石川隆利取締役は「競合他社を上回る水準だ」と言い切る。

    さらに19年8月には米バイオジェンから約940億円でデンマーク工場を買収し、約1千億円で設備を増強している。完成すれば細胞を培養するタンクの容量は従来の2倍に増える。「製薬会社からの引き合いが強く、増設分もすでに注文で一部埋まりつつある」と石川取締役は明かす。


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