[ウィルミントン(デラウェア州)/ワシントン 16日 ロイター] - バイデン次期米大統領は、早ければ来週にも新型コロナワクチンの接種を受ける見通し。政権移行担当高官が明らかにした。

またホワイトハウスは、ペンス米副大統領が18日に公開の場でワクチン接種を受けると発表した。

バイデン氏も自身の接種を公開し、国民に安全性をアピールする。

16日のイベントで同氏は「順番待ちに割り込みたくはないが、米国民に対しワクチンが安全であることを示したい」と強調。78歳のバイデン氏は高リスクとされる年齢層に入っている。

ロイター/イプソスの最近の世論調査では、米国民のうち接種を受けてもいいと回答したのは61%にとどまっており、国民の消極姿勢が普及への障害となる可能性がある。

ホワイトハウスによると、ペンス氏のカレン夫人と公衆衛生政策を担うアダムス医務総監も18日に接種を受ける。

バイデン氏の政権移行チームは、ハリス次期副大統領の接種の時期を明らかにしていない。

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