(ブルームバーグ): 東芝は今後5年間で1兆円を投資すると、日本経済新聞が報じた。風力発電事業への参入などM&A(合併・買収)にも資金を投じるという。
- M&Aは1件当たり数百億円規模までを想定
- 有利子負債は9月末の約6000億円から、2000億円程度増える見通し
- 中期経営計画では最終年度の2026年3月期に営業利益で4000億円と、今期予想(1100億円)の約3.6倍を目指す
©2020 Bloomberg L.P.
(ブルームバーグ): 東芝は今後5年間で1兆円を投資すると、日本経済新聞が報じた。風力発電事業への参入などM&A(合併・買収)にも資金を投じるという。
©2020 Bloomberg L.P.
【M&A戦略と東芝の相性が。。】
粉飾騒動の時に
優等生である東芝メディカルがキャノンに買われました。
イメージセンサーの工場はソニーに買われました。
東芝ライフスタイルは株式の80%を中国の美的集団に買われました。
このニュースを見て、旧東芝のグループ社員はどう思うのか。
再生エネルギーは重要かとは思いますが、
ウェスチングハウスのような買収劇の轍を踏んでほしくありません。
まずこの会社のことで言えるのが、原発関連のウェスチィングハウスを法外な値段で買収し失敗したこと、それと将来のキーデバイスになるNAND型フラッシュメモリーの技術をサムソンに売り後塵を拝してしまったという二つのビッグミステイクが指摘されます。
そういった判断力に欠ける経営者がいた会社が、どれほど変わっているかです。
確かに脱炭素社会という目標が世界的に確立したのが今年です。
電力は再生エネルギーへと舵を切り、新車は10年から15年でガソリン車からEVとHVに切り替わることが、日米欧で決まりました。
この時代の動きを合わせ電力関係が主体の東芝が、再生エネルギー部門を強化するのは当然ですが、問題は事業計画を決定し、マネジメントする経営者がいるかどうかです。
現在は、経営者の時代ですから。
参考記事
https://diamond.jp/articles/-/129721?page=3
https://bunshun.jp/articles/amp/1457?page=1
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