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消えないデータとして残る限り、どう足掻いたってリスクは絶えない
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マイナカードとのひもづきが注目されがちですが、学習履歴データを一元管理できるようになることが重要な論点です。

賛成する見方としては、EBPMの推進ができることが大きいです。継続的に個人の学習や成長の履歴がとれるので、今の日本のエビデンスなき政策決定を変える礎になります。また、データが一元化されれば、進学や転校の際の情報共有も効率的になります。

反対する見方としては、このデータの活用方法への懸念です。性善説を前提に議論が進むでしょうが、悪意や不理解ある人間が権力をもった場合に(政治・行政だけでなく、評価者としての教員も含む)、おかしな評価の根拠に使われないかは常に目を光らせておく必要があります。

また、理念としてのデータ一元化は良いのですが、それを実現するには学校のDX化が前提になります。今のままでは紙のテストの成績を各地の先生がデータ化する地獄も見えます(実際コロナのデータ一元化はそうなってる)。データ一元化の議論と並行しつつ、まずは基礎的なDX化を早急に進めていただきたいです。

追記:
こちら誤報(というかとばし)とのこと。文科省はこのような方針を示してないようです。
研究者としては嬉しい動きです。北欧諸国ではマイナンバーと学校の成績、さらに親のデータともつながっているので、例えば、親の収入や学歴がどのように子供の学力に影響するのか、などの研究がかなりの精度で可能です(サンプルでなく、人口に基づいた研究ができます)。さらに、産休・育休の取得情報、兄弟の情報、健康や医療の情報など、あらゆるデータがマイナンバーとつながっています。そういったデータを、かなり厳しい条件の下とはいえ研究目的に使えるので、エビデンスベースの政策にも役立っています。科学的なエビデンスに基づいた効果的な政策は、よいデータ抜きには語れません。
いろいろ疑問を感じるポイントが多いです。小中の成績をマイナカードに記載することでメリットを享受する子どもって実際にどれくらいいるのでしょうか?あと私学だと公立とは全く違う成績だったりしますが、転校手続きする場合は、フォーマットはどうあれここにアップロードしてねみたいな仕組みになるのでしょうか??

データを一元化することでの行政側のメリットがあることは理解できますし、エビデンスを元にした政策展開をしやすいという議論もわかりますがが、国に個人健康情報、成績などが管理されていく方向性に違和感を感じて開かれた議論がないと、民主主義としては危うい国になっていきそうで心配です。

また成績の付け方自体今変わっていかなくてはいけない時期ではあるので、こういう仕組みができることで、成績のあり方の見直しができなくなるということにはならないでほしいものです。

ちなみにアート引越しセンターのサイトでは、古いデータですが、"1999年に99年の新学期の転校生実態は、生徒数の1.3%を転校生が占め、2~5年生では1.6~1.9% の割合となっており、6年生になると半分になっています。"と記載されてましたが、全国に1700以上ある教育委員会が持つ成績を一元化もしくはアップロードするシステムをつくるコストやセキュリティ面の対応と、成績のポータビリティのメリットについてどの程度議論がされているのか気になります。
何のために成績をトラックするの?
うまく活用できる人がいればよいですが、全体的にデータリテラシーが低い我が国では厳しそう。

安易に子どもたちを学力でレッテル貼りにもつながるし、本当にやめてほしい。
既に9月に議論されていたことの具体化。まず学校の健康診断データ。次に学習履歴や成績。小中からというのはGIGAで一人一台デバイスが整備されることが背景だと考えられます。
https://www.kyobun.co.jp/news/20200918_05/

「マイナンバーを活用した行政のデジタル化に向け、政府は12月11日、菅義偉首相が出席してマイナンバーの利活用とデジタル基盤の改善を議論するワーキンググループ(WG)の第6回会合を開き、検討対象となっていた33項目を実現するまでのスケジュールを明記した報告を了承した。教育関連では、GIGAスクール構想で注目されている学習履歴(スタディ・ログ)の活用などに必要な学習者IDをマイナンバーにひも付け、2023年度から希望する家庭や学校で利用できるようにすることや、学校健康診断の結果は2022年度を目途にマイナンバーで管理し、生涯にわたる健康情報を本人が把握するパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)に活用することが盛り込まれた。」
https://www.kyobun.co.jp/news/20201211_06/

経団連Edtech戦略検討会でも、データ活用については有識者を呼び議論を継続しています。3月には提言を出す予定です。
意味がわからない。小中学校の成績をずっと引きずるというのはどうなのでしょう……。他にディジタルに紐付けすべきことは多々あります。

ちなみに、昨年、父が他界して、種々の手続きがアナログであることを知りました。何度も戸籍謄本などが必要になりました。また、銀行口座の手続き等も同様ですね。そのようなことを請け負うビジネスのために残してある制度なのでしょうか……。
タイトルを見て、そう言えば学校の成績ってアナログですね、と改めて思い出しました。だいたい休みにはいる最後の日に持って帰ってきて、次の学期が始まる前の日に成績表がどこにいった、ないないと探して、総括欄に親のコメントを入れる、よくよく考えるとすごいアナログですね。
本来なら毎学期、毎学年、経過をたどりデータ分析できますが、紙だからあえて経過データを追わないですし、まずデジタイゼーション、デジタル変革の最初のステップ、アナログデータをデジタルデータにして欲しいですね。
デジタルデータに変えたところで、マイナカードと紐づけることで、マイナカードで管理するデータとデータを融合させてさまざまなビューでのデータ分析の幅が広がりそうです。
子供たちからすると、毎期、そして経年傾向が見られるのはちょっとプレッシャーかもしれませんが…
保険証や運転免許証との一体化はまあわかる。住民票や戸籍もやってほしい。源泉徴収票もわかる。だけど、学校の成績とか関係なくない?
そのうち、あれだ、恋愛経験とか交友関係も紐づけられ、しまいにはSNSでの発言履歴もチェックされ、犯罪してないのに逮捕される「マイノリティリポート」の世界になるね。
私の友人がSNSに書いていたマイナンバー利用メリットの具体例が面白かったので。

『教育のデジタル化にはID必須。各教科各単位単元ごとにIDが振られて、オンライン授業になると、算数の図形001は北海道のA先生が評判良いので、その先生の授業とテストを受けて、英語発音基礎003の授業はハーバード大学の先生のコースをとって、という感じで、東京の公立小学校に通いながらも、自由にいろんな地域の先生の授業を受けることができる。』
『プログラミング実践インターン007はGoogleのエンジニアの指導を受けたとか、教育の自由化、教科書からの脱却、日本の教育のグローバル化、デジタル化、自由化高度化の為に、なんらかのID管理が必須。文科省も重い腰をやっと上げた。』

こんなこととんでもないという否定的な意見が多かったので、こんな見方もあるよってのを載せてみました。
中村先生のコメント
「一発勝負の入試より、長期間の学習履歴に評価・選抜の比重が移ります。いずれ入試はなくなるのでは」
なるほどですね。

私は授業はさぼり、喫茶店でタバコを吸いながら志望校の入試傾向を分析しまくって、入試の一発勝負のみにかけて合格しました。
(別に私がいいとは言いませんが)そんな生徒には厳しい時代になりますね。