11月の輸出、4.2%減 最長の24カ月連続マイナス
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季節調整値でみると、輸出が前月比▲0.3%に対して輸入が同▲4.0%減ってますから、貿易黒字額は前月から57.5%増えてます。
この結果に基づけば、10-12月期のGDPは内需が感染再拡大で厳しそうですが、海外経済が良いので、外需がかなり下支えしてくれそうです。「11月の輸出は前年同月比4.2%減」であるものの、10月までで、新型コロナウイルス前の水準には概ね戻っています。「(輸出は)2018年12月から24カ月連続」、輸入も19ヵ月(数量ベースでは7ヵ月)連続の減少で、貿易が細り続けていることは気になりますが、貿易収支は輸出が勝って黒字です。してみると、我が国の元気の無さは内需の弱さによるところが大きそう。
感染者も重症者も死者も欧米とくらべて圧倒的に少ない我が国が、どうしてこんなに元気がないんでしょう。何か対応を誤っていないのかな (・・?ASEAN向けを除いて、ほぼ全ての地域でコロナ前の水準を回復した格好です。とくに中国向けの強さが際立っています。感染再拡大でサービス需要は再び弱含むでしょうが、財の需要は世界的に底堅さを維持すると思います。